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『シモーヌ・ヴェーユ著作集〈3〉重力と恩寵―救われた…』からの引用(抜き書き)読書ノート

引用(抜き書き)シモーヌ・ヴェーユ著作集〈3〉重力と恩寵―救われたヴェネチア』の読書ノート作成者:tmkn さん

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自分以外の人間の存在それ自体を信じること、それが愛である。

死は、人間に与えられたもののなかでいちばん貴重なものである。それゆえ、この上もない不敬といえば、死をないがしろに扱うことである。p165

なにごとにも応報があるものである。あなた自身だけをあてにするように。

過去と未来とは、想像の翼で自分を高く上げるためのはてしない場を提供し、不幸の有益な効果を阻害する。p74
執着から解き放たれることは、未来を目標とすることをやめることである。p74

そのような考えを思いつくことではなく、そのような考えのまわりで遅疑逡巡することをつつしむのだ。つまり思いめぐらしてはいけないのである。考えただけでかかり合いになるようなことはないと人は思っているが、人をかかり合いにするのは考えることだけなのだ。
思いめぐらさないこと、それがこの上もない能力なのだ。p153

苦しみによって変わらないように努めるべきである。p158
さん
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