Paragrase “パラグレーズ” ロゴ

『対岸の彼女 (文春文庫)』からの引用(抜き書き)読書ノート

引用(抜き書き)対岸の彼女 (文春文庫)』の読書ノート作成者:itoko さん

2,592 Views
作成
 ほとんど毎日のようにナナコと会い、放課後の時間をともにすごし、手紙のやりとりをしたり、電話で話したりしているのに、学校で葵はナナコとつるむことはしない。ナナコは相変わらずどのグループにも属さず、誰とでも話し、必要に迫られると適当なグループにまじって笑っていた。そんなナナコと校内にいるときも一緒にいたかったけれど、けれどそれは危険だと葵は判断していたのだった。ナナコはいつか、八方美人だとかコウモリ女だとか変人だとか言われ、クラスメイトたちから村八分にされるに違いないと葵はうっすら思っていた。ナナコといることで、自分もそのとばっちりを受けることがいやだったのだ。
MEMO:
P.72~
これも自分のことのよう。
さん
この読書ノートをお気に入りに追加する
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この読書ノートを読んだ人によく読まれている読書ノート

キーワードで引用ノートを探す
Copyright © 2024 Culturelife Inc. All Rights Reserved.