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NKazuyoshi さんのプロフィール

NKazuyoshi さん
男性 

自己紹介

2012/11/19。あいうえお読書開始。(その行が終われば海外文学を一作挿みます。)
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  • 道化師の蝶

    道化師の蝶

    円城 塔 / 講談社 / 文学・評論

    わたしは彼の翻訳者であり、彼はわたしの翻訳者である。『松ノ枝の記』(続きを読む
    3,139 Views
    2012/11/21 作成
  • 色ざんげ (新潮文庫)

    色ざんげ (新潮文庫)

    宇野 千代 / 新潮社 / 文学・評論

    突然僕は何か彼女に対して意地悪な気持になるのを感じた。始めて彼女に逢った夜、彼女が僕に言ったあの言葉を思い出したのだ。あんなお家にいて画を描いているなんて、彼女はそう言う言葉をもって僕に彼女と仲よしになることの得策について話したことがある。何を言っているのだろう。平気でそんなことを人に言える彼女が今の僕の言葉を言葉以上の悪意をもって解釈するということがあるだろうか。 昨日までの自分がそのまま逆になって滑稽な嗤いものになる。そんなことが許せるだろうか。僕の考えはまたいつの間にか平衡を失ってそこへ戻って来る。あの小娘にしてやられた。そういう考えが払いのけようとすればするほどうるさく頭にこびりついて来る。僕は自分がとも子に対してどの意味から言っても誠実のある良人とは言えなかったという事実、ほんとうの意味では少しも愛情を持っていなかったという事実とは関係なく、ただ無暗にとも子に先を越されたことが腹立たしかった。 自暴自棄というよりももう少し積極的な、或いは廃頽的な気持である。とにかく僕は変わっていた。深い水底にいる微生物のように僕はどんな風にでも体を動かすことが出来る気がする。法律とか道徳とか人の世の約束とかの遠く届きそうもないこの世界で、僕は何でも出来るような気がする。僕は不安の中に喜悦を感じる。この自由な世界でつゆ子は完全に僕のものであった。 (続きを読む
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    2012/11/20 作成
  • 旅日記 A Travel Diary,Un Journal de Voyage

    旅日記 A Travel Diary,Un Journal de Voyage

    デビット・ゾペティ / 集英社 / 文学・評論

    「日本語」で原風景を求めて(続きを読む
    3,036 Views
    2012/12/27 作成
  • まずいスープ (新潮文庫)
    それは、とにかくまずいスープだった。(続きを読む
    3,029 Views
    2012/11/19 作成
  • 人形の家(新潮文庫)

    人形の家(新潮文庫)

    イプセン / 新潮社 / 文学・評論

    居心地よく、趣味ゆたかに、しかし贅沢でなくしつらえられた部屋。(続きを読む
    2,948 Views
    2012/12/08 作成
  • あしながおじさん (新潮文庫)

    あしながおじさん (新潮文庫)

    ジーン ウェブスター / 新潮社 / 文学・評論

    書簡集 前置詞(中略)は奪格を支配す。 (続きを読む
    2,808 Views
    2012/12/30 作成
  • 小僧の神様―他十篇 (岩波文庫)
    真鶴(続きを読む
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    2012/12/17 作成
  • アサッテの人

    アサッテの人

    諏訪 哲史 / 講談社 / 文学・評論

    「ポンパッ」(続きを読む
    2,665 Views
    2012/12/26 作成
  • 場所 (新潮文庫)

    場所 (新潮文庫)

    瀬戸内 寂聴 / 新潮社 / 文学・評論

    眉山(続きを読む
    2,631 Views
    2012/12/27 作成
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