成功は一日で捨て去れ (新潮文庫)』の読書ノート作成者:h_nagashima さん
『2012/09/13 作成
業界内の一般的な考え方によれば、服の需要がこれだけあるとしたら、それを業界内の人たちでいかに奪い合うか、その限られた市場を中心にして考える。洋服に敵対する商品は洋服しか思い浮かばない。それでは同じ狭い市場の中の同じ財布の奪い合いになってしまう。(P.29)
MEMO:
優秀といわれる経営者は、みな同じような考え方をもっていると感じる。
『同じ狭い市場の中の同じ財布』を奪い合っているかぎり、その業界の市場規模は拡大しない。すなわち、その業界に属する企業全体の発展も見込めない。
業界全体も含めて企業がさらに成長・発展していくためには、消費者のなかにある当たり前のプライオリティを覆すしかない。
柳井氏の目には、『業界内の人たち』の大多数が、そのことを「分かっている」かどうかではなく、シビアにとらえすぎているように映るのだろう。
『同じ狭い市場の中の同じ財布』を奪い合っているかぎり、その業界の市場規模は拡大しない。すなわち、その業界に属する企業全体の発展も見込めない。
業界全体も含めて企業がさらに成長・発展していくためには、消費者のなかにある当たり前のプライオリティを覆すしかない。
柳井氏の目には、『業界内の人たち』の大多数が、そのことを「分かっている」かどうかではなく、シビアにとらえすぎているように映るのだろう。
h_nagashima さん
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