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『64(ロクヨン)』からの引用(抜き書き)読書ノート

引用(抜き書き)64(ロクヨン)』の読書ノート作成者:myzkk さん

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あゆみの家出
『三上はカウンセラーを問い詰めた。そうぜずにはいられなかった。……鵜呑みにして家を空けた結果がこうだった。カウンセラーは悪びれるでもなかった。もう親には心配を掛けない。あゆみがそう話したので大丈夫と判断したが、実際には家出を暗示したのだろうと分析してみせた。』p110

『家族を弾除けにしていた。自分が可愛かった。組織での立場が危うくなるたび、家族に託けて我慢のカードを切ってきた。わかっていた。家族などなくても生きられるが、組織の中で居場所を失ったら生きていけない。自分はそういう種類の男だと認め、受け入れない限り、死ぬまで己を語る方法を見出せそうになかった。』p398





MEMO:
カウンセラーは、分析を後からする批評家と同じだ。精神医学は、まだ患者や家族に気休めを言うレベルなんだろう。

記者クラブでの匿名問題の新たな方針を伝える場面は胸に迫るものがある。

無言電話がドラマの展開の鍵になっている。

組織の中でしか生きていけないという想いが、ある主人公がこれから妻と二人、気持ちを通わせて生きて行けるだろうか。
さん
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