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『歴史と責任―「慰安婦」問題と一九九〇年代』からの引用(抜き書き)読書ノート

引用(抜き書き)歴史と責任―「慰安婦」問題と一九九〇年代』の読書ノート作成者:midnightwakeuper さん

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p251対日平和条約で、日本政府は戦争裁判の判決を受諾し「日本国民」への刑の執行を引き受けている。巣鴨プリズンには、シンガポールやジャカルタから送還されてきた朝鮮人戦犯が収容されていた。…「日本国民」でなくなった朝鮮人(曖昧な言い方で南北分裂を無視している)を拘留し続けるか裁判国に問い合わせし…
朝鮮人戦犯は釈放を求めて提訴しているが「国籍変更は刑の執行に関係ない」との判決だった。
p252 韓国の「日帝強占下強制動員被害真相糾明委員会」2006年、戦犯もまた強制動員の犠牲者であると認定した。
2007年ソウルで韓国在住の戦犯者の遺族会が発足し…(日本在住と)二つの遺族会は、日本に謝罪と補償を求め、靖国神社に合祀されている朝鮮人戦犯の合祀取り下げを求めている。
MEMO:
韓国人あるいは朝鮮人になったからといって戦犯の罪が消える訳ではないから刑は受けないとね。「日本への復讐」を自分に履行される切なさはわかるが、日本人だったのだからしょうがない。釈放されて韓国や北朝鮮に帰っても朝鮮戦争で死んだ可能性は高いのだから、安全な巣鴨ホテルに居られて韓国北朝鮮から費用を払って欲しいぐらいだ。

金富子はキムプジャと読み、韓国ハンシン大学教員ででNHKを騙した“日本軍性奴隷制を裁く女性国際法廷”(そもそも弁護人も反対尋問も許されない法廷はあり得ない、強いて言えばリンチだが『被害者が最強』によりかかっている夜郎自大)の主催者である。中野敏男は『NHK番組改竄事件』と著者紹介一言で言うが自分の思うままに「昭和天皇は有罪」と報道される期待権はありえない。2007年「女性のためのアジア平和国民基金」が彼などの働きかけで失敗したのを誇り「被害者の望むような謝罪でなかった」とする。償うべきは売春婦を汚いものとし日本の統治に協力したものを親日派、キリスト教信仰者の土地を戦後収奪し日本米国など海外へ亡命をさせた韓国差別社会だろう。

著者たちは上から目線で過去を裁くが朝鮮半島を統治した日本は虐待と受け取られかねない躾もしたが養育してくださったありがたい親のようなものである。現に戦後の混乱を自力で収拾できず半島統一さえままならず南北分裂は固定してしまった。今となっては生活が激変するような大変事が状況を変えるのを待つしかない。戦争の温床だがだれも欲しがらない土地と民度の低い国民であるから戦争は起きない。21世紀になり冷静に判断を下すことの出来る高市早苗のような戦後世代が自民党の議員の大半になっている。日本の恩に感謝しない限り未来は無い。慰安婦問題が取り上げられたのは連戦終結後の1990年代だが、朝鮮人戦犯問題は21世紀とさらに遅い。慰安婦は関係のない米国などに決議をさせても無駄なうえに売春大国という名を広める恥を自覚しないのだろうか。また国家意志として靖国神社に敵意を持つのは独立した宗教法人への弾圧に当たる。
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