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『桜の首飾り』からの引用(抜き書き)読書ノート

引用(抜き書き)桜の首飾り』の読書ノート作成者:marie1127 さん

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「意味はあるよ」
俺を見上げる。
「私は彼氏のこと好きだったよ」
「そんなことされてもか」
「うん。いいの、好きだったから。殴られても、大喧嘩しても、追いだされても、私は好きだったよ。誰に笑われても、騙されているって言われてもいいの。だって私は精一杯愛したもの。それに悔いはないから。だから、今こんなでも笑える。今回は失敗したけど、また、誰かを好きになりたいって思える」
アイラインに滲んだ目でまっすぐ俺を見つめる。苦笑した。
「馬鹿だなあ、お前」
香澄はわざと嘲りを含ませた俺の言葉に動じなかった。にっこりと笑う。
「馬鹿じゃ駄目なの?少なくとも私は弱虫じゃない。やれることはやった。それでいいの」
MEMO:
『白い破片』p.51-52
こういう考え方が好きだ。
たしかに馬鹿だけど、開き直るでも強がるでもなく受け入れて、誰のことも恨まずに愛を終わらせられることはすごい。
諦めともなにかが違うような。
さん
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