マーケティング (日経文庫)』の読書ノート作成者:h_nagashima さん
『2012/10/31 作成
製品コンセプトの限界を説明するエピソードとして、「良いネズミ取り」の話がある。これは、既存のネズミ取りよりも優れた製品を作れば、必ずヒットするだろうと思い込んでいる経営陣の話である。顧客が求めているのはネズミ取りではなく、ネズミの駆除であり、ネズミを駆除するには、ネズミ取りだけではなく、薬品や駆除業者という別の方法も存在していることに気づかなければならない。製品コンセプトが強すぎると、どうしても目先の製品に注意が向けられてしまい、製品の向こうに位置するニーズを忘れがちになってしまうのである。(P.14)
MEMO:
基本中の基本だが、頭に入れておくだけではなく、常に読んで確認しなければいけない。
h_nagashima さん
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