『懐風藻 (講談社学術文庫)』の読書ノートリスト
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- 塵外年光満 塵外 年光満ち 林間物候明 林間 物候明かなり 風月澄遊席 風月 遊席に澄み 松桂期交情 松桂 交情を期す (河島皇子 「山斎」) *** 隴上孤松翠 隴上 孤松翠に 凌雲心本明 凌雲 心もと明らかなり (大納言直大二中臣朝臣大島 「孤松を詠ず」の最初の二行) *** 送雪梅花笑 雪を送つて梅花笑み 含霞竹葉清 霞を含んで竹葉清し (従四位上治部卿境部王 「長王宅に宴す」の三、四行) *** 余この文を撰する意(こころ)は、まさに先哲の遺風を忘らざらむとするがためなり。ゆゑに懐風を以て、これに名づくといふことしかり。 (「懐風藻序」の最後の部分より。漢文は略しました) (続きを読む)
akinomiya さん(2013/05/12 作成)