『放射線医が語る被ばくと発がんの真実 (ベスト新書)』の読書ノートリスト
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- p.42:人は自然被ばくより少々多く被ばくし、DNAが切断されても修復能力によって対処できます。しかし、大量の被ばくになると「同時多発的」にDNAが切断されるため、修復が間に合わなくなり、細胞は死にはじめます。 つまり放射線を受けたか受けないかではなく、一度に受けた量によって人体への影響が決まってくるのです。ですから、年間1.5ミリシーベルトの被ばくを80年にわたって受けつづけると、合計被ばく量は120ミリシーベルトになります。また、原発作業者のみなさんは、数日間で120ミリシーベルトという環境に置かれてきました。同じ120ミリという数字が身体へ与える影響は、大きく異なるのです。(続きを読む)
chama42 さん(2013/01/14 作成)