指先からソーダ (河出文庫)』の読書ノート作成者:itoko さん
『2012/11/24 作成
年齢を重ねていくと、あきらめることが増えていく。それがとても楽しい。
私は、あきらめるのが大好きだ。様々なことをあきらめていく。
二十代も後半になれば、体力は、十代の頃とは、違ってくる。徹夜するのが、つらくなる。しかしあきらめて、この体力で生きていくのだ。
身の上に落ちてくる諦念という言葉を甘受したい。
失恋が好き。
あの人をあきらめられる。
失業が好き。
買い物をあきらめられる。
「あきらめる」の語源は、「明らかにする」だという。物事をはっきりさせる、というところから、意味が変化してきたのだ。
私は、あきらめるのが大好きだ。様々なことをあきらめていく。
二十代も後半になれば、体力は、十代の頃とは、違ってくる。徹夜するのが、つらくなる。しかしあきらめて、この体力で生きていくのだ。
身の上に落ちてくる諦念という言葉を甘受したい。
失恋が好き。
あの人をあきらめられる。
失業が好き。
買い物をあきらめられる。
「あきらめる」の語源は、「明らかにする」だという。物事をはっきりさせる、というところから、意味が変化してきたのだ。
MEMO:
「あきらめる」ことが好きだなんて言えない。自分にとって、「あきらめる」ことは、やっぱり怖い。本当にこういう考え方ができるなら、ただただスゴイ。この人の感性は、やっぱりスゴイ。
itoko さん
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