食堂かたつむり』の読書ノート作成者:chocora さん
『2013/02/20 作成
結局、お妾さん私の用意した食事をすべて平らげてくれた。最後のエスプレッソコーヒーを飲干した後、お妾さんは私の手鏡に向かってささやいた。まるで春の陽だまりみたいなやさしい声で。「ご馳走さまでした。大変、おいしゅうございましたよ。どうもありがとう」
MEMO:
生きていると時々目的がわからなくなる。
なんのために料理をしているのか。ほんとに喜んでくれている人がいるのか。
そんな迷いと不安の日々だが、それを変えることができるのもまた自分自身。
家族・友人・仲間から学ぶこと。そして母親との関係。やはり母親とはきってもきれないも縁で結ばれているのだ。
chocora さん
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