スティーブ・ジョブズ II』の読書ノート作成者:masudakotaro さん
『2013/09/08 作成
「文系と理系の交差点,人文科学と自然科学の交差点という話をポラロイド社のエドウィン・ランドがしているんだけど,この『交差点』が僕は好きだ。魔法のようなところがあるんだよね。イノベーションを生み出す人ならたくさんいるし,それが僕の仕事人生を象徴するものでもない。アップルが世間の人たちと心を通わせられるのは,僕らのイノベーションはその底に人文科学が脈打っているからだ。すごいアーティストとすごいエンジニアはよく似ていると僕は思う。どちらも自分を表現したいという強い想いがある。たとえば初代マックを作った連中にも,詩人やミュージシャンとしても活動している人がいた。1970年代,そんな彼らが自分たちの創造性を表現する手段として選んだのが,コンピュータだったんだ。レオナルド・ダ・ビンチやミケランジェロなどはすごいアーティストであると同時に科学にも優れていた。っミケランジェロは彫刻のやり方だけでなく,石を切り出す方法にもとても詳しかったからね。」
「僕はまわりに激しくあたった。あそこまで厳しくなくてもよかったんじゃないかとも思う。社員をひとりクビにした日,6歳のリードが家に帰ってきたときに『今日,失業したんだと家族や小さな息子に話さなきゃいけないなんて,彼はどういう思いをするんだろう』って考えてしまった。つらかったよ。でも,誰かがやらなきゃいけないんだ。チームをすばらしい状態に保つのは僕の仕事だとずっと思ってきた。僕がやらなきゃ誰もやらないんだ。」
「僕はまわりに激しくあたった。あそこまで厳しくなくてもよかったんじゃないかとも思う。社員をひとりクビにした日,6歳のリードが家に帰ってきたときに『今日,失業したんだと家族や小さな息子に話さなきゃいけないなんて,彼はどういう思いをするんだろう』って考えてしまった。つらかったよ。でも,誰かがやらなきゃいけないんだ。チームをすばらしい状態に保つのは僕の仕事だとずっと思ってきた。僕がやらなきゃ誰もやらないんだ。」
masudakotaro さん
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