ガスプロムが東電を買収する日』の読書ノート作成者:syu-sui さん
『2012/10/30 作成
P82. 「21世紀は天然ガスの時代」 昨今、天然ガスの需要が伸びている。二酸化炭素(CO2)の排出量が、原油と比較して格段に少ないため、にわかに世界中が珍重している。20世紀では石油を確保できなかった大日本帝国は、先の大戦で敗退した。ナチスドイツは、石炭から石油製品を製造する実験さえ繰り返していた。
MEMO:
2007年は「GTL元年」天然ガスから液体燃料を製造するGTLは、文字通り資本・技術集約の結晶体である。カタール、ナイジェリア、アルジェリア三カ国合計で年間800万tが、欧州向け供給予定。カタールを中心に世界中の天然ガス埋蔵国がいっせいにGTLプロジェクトに挑戦している。ロシアはここに含まれていない。技術力に乏しく、高度プロジェクトに進出できないからだ。← それで日本と仲良くしようとしていたんですね。
syu-sui さん
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