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『里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く (角…』からの引用(抜き書き)読書ノート

引用(抜き書き)里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く (角川oneテーマ21)』の読書ノート作成者:chino6ji さん

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・過疎地で町をおこしていくことの難しさ(57頁)
・・・「過疎を逆手にとる会」の和田さんは、どんなネガティブな言葉も前向きに解釈し、いいように作りかえる(同頁)・・・高齢者は、光弱者(同頁)=輝ける年齢に達した人、生きる名人(58頁)

・省エネ=笑エネ(58頁)・・・市民=志民(同頁)

・地域暖房(92頁)=コジェネレーションシステムの例:オーストリアの人口4千ギュッシングはエネルギー自給率72%(同頁)・・・日本では山形県最上町の取り組み(未だ一般家庭にまでは普及せず)

・開かれた地域主義としての里山資本主義:地域内で完結できるものは完結(102頁)で、しなやかな実践が重要(103頁)

・木質バイオマスチップの完全燃焼技術:最先端手段(120頁)

・お金に依存しないサブシステムの再構築(121頁)

・「あなたはかけがえのない人だ」と言ってもらいたい・・・誰かに認めてもらいたい・・・お金以外のものに守られながら、きちんと生きていくことができる人間(153頁)。

・「懐かしい未来」=伝統的な暮らし とはスウェーデン女性環境活動家ヘレナ・ノーバーグ・ホッジ氏のことば(181頁)。

・ハンデはマイナスではなく、玉手箱であるという逆転の発想(209頁)

・円安でガソリンや灯油も値上がりし、円高ボケから醒めて、円安=生活費上昇という事実(255頁)

・上海の出生率0.7の時代・・・里山資本主義は人間らしい暮らしを営める場を、子どもを持つ年代の夫婦に提供(288頁)






MEMO:
物価高で所得上がる見込みなし。非正規38%時代。軽自動車税までも増税の対象となるなど、弱い者いじめが横行しようとしている。これではスタグフレーションでより厳しい暮らしとなる。貯金がどんどん減っていく。そうしたなか、里山資本主義に求めることは、それほど多くの所得でなくても、お金の量で判断するのではなく、暮らしやすさ。安心という目に見えない文化資本は、中山間地域にどれだけ確保できるか。Iターン者の若者、地域おこし協力隊などの若者の力も借りながら、新規住民が住める条件を整備することが重要。土着住民もまた、当該地域で住み続けられるか。ネガティブをポジティブに発想の転換を図ること、エネルギーの地産地消には学ぶべきことが多い。個々の住民の人権が大事にされ、まちづくりに参加し、学習しながら内発的発展を進めることが里山資本主義の条件でもある。



さん
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