『日本の農山村をどう再生するか (岩波現代文庫)』の読書ノートリスト
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- 内発的発展とは、(317頁、第6章) 一、環境・生態系の保全及び社会の維持可能な発展を政策の枠組みとしつつ、人権の擁護、人間の発達、生活の質的向上を図る総合的な地域発展を目標とする。 二、地域にある資源、技術、産業、人材、文化、ネットワークなどのハードとソフトの資源を活用し、地域振興においては、複合経済と多種の職業構成を重視し、域内産業連関を拡充する発展方式をとる。地域経済は閉鎖体系ではないため、「地域主義」に閉じこもるのではなく、経済力の集中・集積する都市との連携、その活用を図り、また、必要な規制と誘導を行う。国家の支援措置については、地域の自律的意思により活用を図る。 三、地域の自律的な意思に基づく政策形成を行う。住民参加、分権と住民自治の徹底による地方自治の確立を重視する。同時に、地域の実態に合った事業実施主体の形成を図る。 (続きを読む)
chino6ji さん(2013/11/08 作成)