偶然のチカラ (集英社新書 412C)』の読書ノート作成者:hellohello2 さん
『2012/11/27 作成
偶然をめぐっては、自分でも気がつかないカン違いがそこらじゅうに隠されている・・・・
MEMO:
未来が見えないときは、自分で選択しない。相手に選択させて自分はそれを見てから判断するのが失敗しないコツと著者は語る。世の中にはどうにもならないことがある。しかし著者は自分の身に起こったことはすべて必然と考える。確立の問題として個々の現象はランダムに起こっても全体で見るといくつかの法則が読み取れる場合がある。悪いことは連鎖する。思いは全部どこかでつながっている。手近なところから片付け最後に始末したい。いい流れには黙って従おう。さらに物事を勝ち負けで判断した場合は勝ったらどう振舞うか、どうしたらこの負けがかちになるだろうかと考えないと偶然や運をつかみとることはできない。偶然の力を生かすとしたら「すべてはなるようになる」という柔軟な姿勢は不可欠であろうと著者はまとめる。本書はユニークな引用例で運や偶然の仕組みを身の丈で考えることができる良書です。
hellohello2 さん
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