目に見えない相場の仕組み』の読書ノート作成者:yata さん
『2012/12/16 作成
インドの無時間の魅力は、時計というものがまったく役にたたない次元である。そこでは通常誰もが持っている持続感、多忙感、焦燥感、無常感という時間に結びついた二次的感覚が無残にも消えてしまう。-中略- 時間表の無い列車を待つ。待てど暮らせど、列車がくるのか、来ないのかもわからない。ギラギラした太陽に灼かれ、ただ無為に列車の来るのを一日、二日と待っていると、いっさいの感情の動きが止まってしまう。
MEMO:
ゾウの時間とネズミの時間は違うと言うが、はたして時間自体実存するのだろうか?
仏教の「空」とはそこにあるともいえるし、ないともいえる事である。たとえば円の中心は存在するはずであるが、実体を確認することは不可能である。これは数の始まりと終わり、宇宙の果てなどと同じ事である。時間とは人間が勝手に認識している「空」と同じような概念ではなかろうか?
仏教の「空」とはそこにあるともいえるし、ないともいえる事である。たとえば円の中心は存在するはずであるが、実体を確認することは不可能である。これは数の始まりと終わり、宇宙の果てなどと同じ事である。時間とは人間が勝手に認識している「空」と同じような概念ではなかろうか?
yata さん
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