古代への情熱―シュリーマン自伝 (岩波文庫)』の読書ノート作成者:pigeon さん
『2012/10/23 作成
たしかな、いや熱狂的な信念につらぬかれたこの人を除いて、一体だれが、長年にわたるああいう大事業を企て、私財からああも莫大な資金を投じ、果てしなく積み重なっているように見える廃墟の層を掘りぬいて、はるか下に横たわる原地盤に到達したであろうか。もしも空想力にスコップが動かされなかったら、焼けた町は今日なお地中深く埋もれているであろう
MEMO:
夢を持ちつづける、自分を信じ続ける。シュリーマンは心折れそうなとき、思い出したい人物。
pigeon さん
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