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『虚構新聞2013 (宝島SUGOI文庫)』からの引用(抜き書き)読書ノート

引用(抜き書き)虚構新聞2013 (宝島SUGOI文庫)』の読書ノート作成者:Tucker さん

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大変にまじめであるわけだが、いかんせん肝心の中身がアホである。
MEMO:
単純に笑いを取ろうとしている記事から、風刺を込めつつ笑える記事にしたものまで多種多様な記事が収録されている。

風刺の方は、ややもすると特定の人物や出来事を誹謗・中傷する事に陥りがちだが(そういうものは読んでいても著者の「怒り」が伝染してしまいそうになるが)本書は、あくまで「笑える」内容になっている。
この辺りは「ネタ」に対しての愛情のなせる技なのだろう。
特に鳩○元首相に対しては(ネタの宝庫として)思い入れが強かったようで、その引退のニュースが流れた時は、ひどく残念がっていた。

ところで「橋下市長、市内の小中学生にツイッター義務化」は本物の記事と勘違いしたユーザが広めてしまい、「虚構新聞」がまさかの謝罪をする事になる騒ぎまで起きた。
「明確にウソと分かるようすべき」と批判されたのだが、その「返し」としての記事には、\"ウソ\"の文字が何十箇所も登場するものだった、というシャレたこともする。

【「返し」の記事】
「\"書店にレモン仕掛けた\" 京都、6800人が避難」(本書には未収録)
http://kyoko-np.net/2012051602.html

この騒ぎの時、サイトのタイトルからして「虚構」と名乗っているにも関わらず、何故、記事の内容を真に受けてしまうのかが不思議だった。
また「ツイッター義務化」以外の記事でも、ネットを見ると真に受けいる人がいるのを目にして、少し考え込んでしまった。

おそらく記事を引用したものを、孫引きしているうちに、「虚構新聞」の記事であることが抜け落ちてしまったのだろう。
もし多くの人が信頼しているサイトで、記事の出所や引用先を書かないままウソニュースを掲載していたら・・・。

なんでもかんでも自分で確認する訳にもいかないが、重要な問題ほど、そのニュースの出所を複数のルートで確認すべきなのだろう。

ちなみに、独断と偏見で選んだ一番面白い記事は「全日本匙投げ選手権」の記事。
カエサル選手が失格になった理由が秀逸。

チクリと皮肉を交えつつ、全体としては「笑い」でまとめる能力、自分も欲しい。
さん
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