対岸の彼女 (文春文庫)』の読書ノート作成者:itoko さん
『2012/10/26 作成
私って、いったいいつまで私のまんまなんだろう。
ぼんやりしながらくりかえしそう考えていたことに気づいて、小夜子は苦笑する。そんなことを考えること自体、子どものころから変わっていない。私がべつのだれかだったら、たとえば人気者のヨウコちゃんだったら、優等生のニッタさんだったらと、小夜子はよく考えている子どもだった。
ぼんやりしながらくりかえしそう考えていたことに気づいて、小夜子は苦笑する。そんなことを考えること自体、子どものころから変わっていない。私がべつのだれかだったら、たとえば人気者のヨウコちゃんだったら、優等生のニッタさんだったらと、小夜子はよく考えている子どもだった。
MEMO:
P.7
自分も子供のころまったく同じ事を考えていた。この出だしでこの小説に興味をひかれた。
自分も子供のころまったく同じ事を考えていた。この出だしでこの小説に興味をひかれた。
itoko さん
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