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chiyorin さんのプロフィール

chiyorin さん
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  • ムーミンを読む (ちくま文庫)
    挿絵がとても素敵。特にムーミンパパとムーミンママの嵐での出会いのシーンの挿絵が好き。パパ目線(溺れているママを助けようとしている)、ママ目線(溺れながらもハンドバッグの心配をしている)、このあたりの感覚のズレとかも何とも言えない。 (続きを読む
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    2015/02/16 作成
  • 新編 普通をだれも教えてくれない (ちくま学芸文庫)
    読み終えるのに時間がかかり、肩がこった。 本屋さんでたまたま見つけて、衝動買いで買った本だったが、不思議な偶然が2つあった。 本の中に出てくるハンナアーレントという哲学者(思想家?)の名前にどこか聞き覚えがあるなと思ったら、今日見たDVDの映画の主人公の名前だった!!読みながら、河合隼雄だったらもっと砕けた話で読みやすいんだけどなぁ、この人の話堅苦しくて疲れるなぁと思いながら読んでいたら河合隼雄の名前が出てきた!!(普段、河合隼雄の本をよく読んでいる) 内容についてはまだ消化しきれていないから、感想が書けないけど、この偶然だけは先に書いておこうと思った。 この偶然が何を意味するのかについても考えてみたい。(続きを読む
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    2014/12/26 作成
  • ぼくと「ジョージ」 (岩波少年文庫)

    ぼくと「ジョージ」 (岩波少年文庫)

    E.L. カニグズバーグ / 岩波書店 / 文学・評論

    ベンとジョージは同じ人物だ。でもベンにはわからないことがジョージにはわかっていて、ベンをうまく誘導したり、弟との関係もよくしたりする。結局1人の人間の中に、全て備わっているということなのか。 最後にベンは、自分を理解しようとせず変わり者扱いしたり、自分を平気で落とし入れたりする人たちにさえ温情をかけてやる。自分がやってもいない罪をかぶることで。それがベンの価値観なんだろう。 1冊の本を読むことの幸せは、スイカの例えにあるような幸福かもしれない。(続きを読む
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    2014/12/22 作成
  • 物語とふしぎ (岩波現代文庫〈子どもとファンタジー〉コレクション 3)
    ”ファンタジーは単なる作り話ではない。” 不思議の国のアリスのお話が出てくる。この歳になるまで、単なる作り話と思っていたけど、今読むと、「ああ、今、自分、ウサギの穴の中に落っこちちゃってるな…」としみじみ実感している。 ”アリスの首が伸びたり” 「ああ、分かるなあ、それ…」って思う。 昔は、何それ?どういうこと?って、思いながら読んでたような気がする。子どものころや、若いころより、中年になってからの方が、ファンタジーは面白いのかもしれない。(続きを読む
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    2014/12/15 作成
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