反米の系譜学―近代思想の中のアメリカ (MINERVA人文・社会科学叢書)』の読書ノート作成者:kohaku_nanamori さん
『2013/09/15 作成
「人類学は最初の近代的な、あるいは実証主義的な社会科学であり、アメリカ退化論(<-原著では、 American degeneracy theory みたい、引用者注)はその基礎となった。人類学の祖はジョルジュ・ルイ・ルクレール、つまりビュフォン伯であり、アメリカ退化論をはじめて提起したのも、彼であった。(第1章、p.20)」
「アメリカ退化論の支持者の中には、著名な百科全書派であり、『両インドにおけるヨーロッパ人の植民および商業の哲学的・政治的歴史』(一七七○年)の著者であるレナール師、『アメリカの歴史』(一七七七年)の著者であるスコットランド人歴史家のウィリアム・ロバートソン、そして今となっては忘れられてしまったコルネリウス・ド・ポー師などがいた。とりわけここでの議論で一番重要なのは、『アメリカ人に関する哲学的考察』という三巻にわたる長大なアメリカ論を著したド・ポーである。(第1章、p.21)」
「管見によれば、ド・ポーに関する唯一の英語論文は、Henry Ward Church,\"Corneile de Pauw and the Controversy over the his Recherches ohilosophiques les Americains,\" Publications of the Modern Languages Asssociation of America 51 (March 1936):178-206である。(注(11)p.272)」
「アメリカ退化論の支持者の中には、著名な百科全書派であり、『両インドにおけるヨーロッパ人の植民および商業の哲学的・政治的歴史』(一七七○年)の著者であるレナール師、『アメリカの歴史』(一七七七年)の著者であるスコットランド人歴史家のウィリアム・ロバートソン、そして今となっては忘れられてしまったコルネリウス・ド・ポー師などがいた。とりわけここでの議論で一番重要なのは、『アメリカ人に関する哲学的考察』という三巻にわたる長大なアメリカ論を著したド・ポーである。(第1章、p.21)」
「管見によれば、ド・ポーに関する唯一の英語論文は、Henry Ward Church,\"Corneile de Pauw and the Controversy over the his Recherches ohilosophiques les Americains,\" Publications of the Modern Languages Asssociation of America 51 (March 1936):178-206である。(注(11)p.272)」
MEMO:
American degeneracy theory をアメリカ退化論と訳すのはどうかな。
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