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『アート・建築・デザイン』関連の引用(抜き書き)読書ノートリスト

引用(抜き書き)『アート・建築・デザイン』関連の読書ノートリスト

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  • 日本画 画材と技法の秘伝集―狩野派絵師から現代画家までに学ぶ
    ドーサ(礬水)夏季は膠7:明礬3 冬季は膠10:明礬3 明礬は膠のコラーゲンを収斂(引き締める)させ、紙の多孔の目をつめる作用を持っている。ドーサは酸性で、強すぎると変色もろさなどを起こし、和紙の柔らかさを失う。 (続きを読む
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    syu-suiさん
    syu-sui さん(2012/10/31 作成)
  • 日本画 画材と技法の秘伝集―狩野派絵師から現代画家までに学ぶ
    「丹青指南書」 大正15年・1926年に東京美術学校の校友会誌附録で掲載された技法書のこと。 著者は市川守静(号・探春) 幕末の狩野派に学んだ画家。狩野派の彩色知識と技術を記した。 ※厚塗りよりも薄塗りのほうが発色がよい。丹青指南書は薄塗り技法を伝えている。 <丹青指南書緒言要約> 絵の彩色がはげると、画家のランクは落ちる。というか、非難されるのは免れない。 徳川絵所の胡粉の精錬方法はもとより、総ての絵具の調整法を網羅して隠すことなく明らかに述べる。 <丹青指南書彩色絵沿革大略> 中国では宋朝の徽宗皇帝をはじめとして、当時の画院に於ける画家などは、皆北画の丹青(彩色絵画)にすぐれ、その系統は宋・元・明の三朝にわたって最も盛んな時代と言える。 我が国においては、奈良時代から平安時代まで絵画は春日家絵所より、土佐家にうつりその後子孫の光信などの時代にいたるまで代々の絵を見てみると、はじめは仏画に興り、それより後は古い縁起式、もしくは戦記、風俗画などで、あらゆる彩色は皆精巧の美を極めたものである。 狩野の三兄弟(牧心斎安信、自適斎尚信、越前守元信)は徳川家に召され、江戸で狩野三派の絵所として、幕臣に加わった。慶応の末年まで幕府に専属し、その系統が続いた。 (続きを読む
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    syu-suiさん
    syu-sui さん(2012/10/30 作成)
  • ゴッホの手紙 下 テオドル宛 (岩波文庫 青 553-3)
    それで昨日は二人の人に出会った。母親は濃い洋紅色のドレスを着、娘は薄桃色に着飾って、なんの飾りもない黄色い帽子をかぶり、田舎風のとても健康的な人物、大気に晒され、陽に焼けている。母親は特に真っ赤な顔をして、髪は黒く、耳にはダイアモンドを二つはめていた。それでまたもドラクロアの「聖母教育」の絵を思い出した。顔の表情にはジョルジュ・サンドの考えていたことが表れているように思えた。ドラクロアのージョルジュ・サンドの半身像ーという絵を知っているかい。 ~p274(続きを読む
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    haruga6さん
    haruga6 さん(2012/10/29 作成)
  • ゴッホの手紙 下 テオドル宛 (岩波文庫 青 553-3)
    僕が愉快に描いた肖像画だがーなかなかむつかしかった。今度はちいさなオルガンに向かったところをポーズさせようと約束してくれた。君のためにも一点描くとしようーこの絵は横に細長い麦の絵と対照したらたいへん良いと思う。それで一方の画布は縦にながい桃色で、もう一方のは淡い緑と黄緑で桃色の補色になる。しかし、まだまだ人々が互いに引き合う絵や自然の断片の一つと他の一つの間に、不思議な関係のあることを理解するまでには前途遼遠だ。 ~p272(続きを読む
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    haruga6さん
    haruga6 さん(2012/10/29 作成)
  • ゴッホの手紙 下 テオドル宛 (岩波文庫 青 553-3)
    絵とはーしまいには説教のように平俗なものになるし、画家とは一世紀も頭の遅れた奴のようなものだ。だが本当にそうなっては残念だ。もし画家たちがミレーのように人間の価値をもっとよく理解していたら、それから例えばレルミットやロルのように把握していたら、そんなことにはならなかったはずだ。長続きする仕事をしたければ、百姓以上に、またなんら主張することなく働くべきだ。 ~226p(続きを読む
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    haruga6さん
    haruga6 さん(2012/10/29 作成)
  • ゴッホの手紙 下 テオドル宛 (岩波文庫 青 553-3)
    もっと念を入れて仕上げたい。困難な時期にいろいろ起こるこうした考えや、移り変わりの激しい効果はついに実行を不能にさせ、経験と毎日のちょっとした仕事だけが、長い目で見れば完全に、正確に、円熟させるのである。したがって遅い長い仕事だけが唯一の道であり、良い作品を仕上げようとするいかなる野心も、偽りなのだ。毎朝、仕事にかかっても、失敗する場合もあり得るではないか、成功するとは限らない。絵を描くためには、落ち着いた規則正しい生活が絶対に必要だ。 ~226p(続きを読む
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    haruga6さん
    haruga6 さん(2012/10/29 作成)
  • ゴッホの手紙 下 テオドル宛 (岩波文庫 青 553-3)
    ともかく、かなり好いものをときどき描ける自信が出来た。自然に対して倦まず仕事して、アイザックソンにも言ったように、あれが描きたいとかこれが描きたいとか言わず、靴を作るような調子で、何ら芸術的な配慮なしに仕事すべきだとだんだん信じて疑わなくなった。いつも良いものが出来ないにしろ、一番気にしなかった時にこそ、われわれの先輩たちが既にしとげたものに匹敵する素材が見つかる。そして第一印象とは全然違う土地の観察の仕方がわかって来るのだ。 ~225p(続きを読む
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    haruga6さん
    haruga6 さん(2012/10/29 作成)
  • ゴッホの手紙 下 テオドル宛 (岩波文庫 青 553-3)
    ベルナールとゴーガンに便りして、われわれに課せられた義務は考えることであって、夢みることではないと言ってやった。彼らが夢の赴くままに描いた作品に驚いているとも言ってやった。なんの注意も払わずにオリーブ園のキリストを描いたのを見ては腹が立ってきたし、今月はオリーブ園を制作した。もちろん、僕の場合は聖書の主題を描く気はなかった。というのはベルナールが自分の絵の写真を送ってくれたからだ。それは空想や悪夢のようなもので、博識的でもあるールネッサンス初期の作風にのぼせ上がっているのがわかるがーはっきり言って英国のラファエル前派の連中の方がずっとましだったし、ビュヴィスもドラクロワも、ラファエル前派の人たちよりは健全だった。 ~224p(続きを読む
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    haruga6さん
    haruga6 さん(2012/10/29 作成)
  • ゴッホの手紙 下 テオドル宛 (岩波文庫 青 553-3)
    健康が続けば、仕事をしているうちに、作品を売ったり、展覧会へ出したり、作品の交換をして、多少でも君の負担を軽くし、それに幾分か張り合いが出るかもしれない。ここでの滞在は退屈でとても疲れるし、何もしないで暮らす不幸な患者と一緒にいるのは、とてもいらいらさせられる。 ~222p(続きを読む
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    haruga6さん
    haruga6 さん(2012/10/29 作成)
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