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『ノンフィクション』関連の引用(抜き書き)読書ノートリスト

引用(抜き書き)『ノンフィクション』関連の読書ノートリスト

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  • リーダーを目指す人の心得

    リーダーを目指す人の心得 の引用ノート

    コリン・パウエル / トニー・コルツ / / 飛鳥新社

    他人の道を選ぶことはできない。他人に自分の道を選ばせてもいけない。 恐怖にかられるな。悲観論に耳を傾けるな。 ベストを尽くせ。ベストさえ尽くせば結果は問わない。だが,ベストを尽くさないのはいかん。 仕事がどれほど難しくても,仕事や上司,職場環境,同僚がどれほどきらいでも,常にベストを尽くすのだ。 仕事の99%は尊いものだ。下劣な仕事など,そうないのだ。どのような仕事でも学びはあるし,どのような仕事でも成長し,輝くことができる。 仕事バカは,夜遅くまで職場に残る。週末も出勤してしまう。 私はいつも,プロ意識にあふれた最高水準の職場環境にしようと心がけてきた。どうしてもやらなければならない仕事があるときは,ぶっ通しで働くことを部下に要求する。だが,そこまでの必要がないときは普通の時間で仕事をやめ,まともな時間に帰宅して子供と遊ぶ,家族や友人との時間を楽しむ,仕事を忘れる,いろいろなことを夢想して楽しむ,リフレッシュするなどすべきだと思う。職場以外の人生もなければならない。また,給与は仕事の質に対して払われるもので,仕事時間に対して払われるものではないはずだ。私としては,こういう環境が一番いい結果をもたらしてくれると考えている。 レーガン大統領:大統領は,だいたい6時には仕事を切り上げナンシー婦人がいる上階の居住スペースに引き上げる。金曜午後はもっと早い。(中略)午後3時にはキャンプデービットに到着し,緊急事態が起きないかぎり,日曜日の夜までそこで過ごす。 歩けるなら走るな。座れるなら立つな。横になれるなら座るな。眠れるなら起きているな。 世界にとってあなたはひとりの人にすぎないかもしれないが,ひとりの人にとってあなたは世界になりうるのだ。 頂点まで行けるのは一握り。そこまで行けない大半の人は,組織を円滑に動かす役割を担う。そういう人も,トップに負けず劣らず大事であり,負けず劣らず献身的である。組織の成功に対する貢献度も劣るものではない。人間の成功とは,階級や役割で決まるものではなく,どれほどの貢献をしているのかによって決まるものだと私は思う。 大切なのは,自分がなにを実現しても,あるいは実現できずに終わっても,その責任は最終的には自分にあると教えることだ。人生には障害がつきもので,それを乗り越えることも人生なのだから。 人というものは,独りでは生きられない。ほかの人々とかかわり,夢や恐れを語り合い,学び合い,お互いに高め合う必要がある。 計画は,実行されなければ成功も失敗もない。そして,計画はそのものよりもうまく実行することに意味がある。 計画というものは,実行開始とともに改定が必要になる。 失敗はなるべく早く克服すること。また,そこから学ぶこと。転んでもただでは起きないのだ。 恐れも失敗もなくならない。人生はそういうものだと受け入れ,そういう現実とどう付きあっていくかを学ぶ必要がある。 怖がるのはいい。だが,前に進まなければならない。怖いのは一時的なことが多く,しばらくすれば怖くなくなる。失敗したら,その原因を解消し,前に進み続ける。 成功したときには,自分ひとりでなし遂げたわけではない,周りの協力があったからなし遂げられたのだと肝に銘じるべきだ。 自分を信じて努力しろ,懸命に勉強し,自分で自分のロールモデルになれ,なんでもやればできると信じろ,そして,常にベストを尽くせ。未来が過去と同じでなければならないことなどないのだ。 周りの人が君を信じるのと同じくらい,君が自分を信じられればきっとうまくいく。(続きを読む
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    masudakotaroさん
    masudakotaro さん(2013/09/07 作成)
  • スティーブ・ジョブズ I

    スティーブ・ジョブズ I の引用ノート

    ウォルター・アイザックソン / 講談社

     「工場にゆくと,白い手袋をはめてほこりをチェックするんだ。ほこりはいたるとこりなった。機械の表面にもラックの上にも床にも。だから,きれいにしろとデビに指示した。工場の床の上に直接食べ物を置いて食事ができるくらいにすべきだと言ったんだ。(中略)僕も,あのころはなぜそう思うのか,はっきり説明できなかった。いま思うと,日本で見た光景に強い影響を受けていたんだ。日本のすばらしいところであり,僕らの工場にかけている点は,チームワークと規律だと思う。工場をきれいに保てるだけの規律がなければ,あれだけのマシンをちゃんと動かせるだけの規律もないってことなんだ。」  ジョブズは他人の操縦がうまいと有名で,実際,そうしようと思えばあらゆる方法でたくみにおだてて取り込んでしまう。だが意外なことに策謀や計算は不得手だし,他人のご機嫌を取る忍耐力もなければそういうことができる性格でもない。  「コンピュータグラフィックスに惚れ込んでいたので,どうしても自分で買いたかった。ルーカスフィルムコンピュータ部門の人々と会ったときわかったんだ。アートとテクノロジーを組み合わせるという面で,彼らはずっと先を行っているって。僕がずっと興味を持っている領域で,ね。」もう数年もしたらコンピュータは100倍もパワフルになる,そうなればアニメーションやリアルな3Dグラフィックスが大きく進む,とジョブズは考えた。  「人は創造的な動物で,発明した人間が想像もしなかった使い方を見つけてくれる――僕はそう考えている。マックのときはそうだったし,ピクサーのコンピュータでも同じようになるはずだと思ったんだ。」  普通の消費者がピクサーのソフトウェアで3D映像を作るようになるという予想は外れたが,優れた芸術とで自他rつ技術を組み合わせれば従来のアニメーション映画を一変させられるという直感は,まさに先見の明と言えるものだった。  しばらくロビーに座って話をしたあと,ジョブズは妹とふたりだけで散歩に出た。ジョブズは,自分とあまりによく似ている妹がいたことにわくわくしていた。ふたりとも芸術に強い興味があり,鋭い観察眼を持っている。強い感受性と意志も共通していた。夕食に向かう途中では建物の同じ部分や同じオブジェに注目し,それについていろいろと語り合った。  「素晴らしい収穫は粗末なものから生まれる,喜びはがまんから生まれる,と父は信じていました。物事はその反対へ振れるという,ほとんどの人が知らない法則を理解していたのです。」  ジョブズと別れたあと,レドセはメンタルヘルスに関するカリフォルニアのネットワーク,オープンマインドの創設にかかわった。そのとき自己愛性人格障害について学び,ジョブズはこれだったんだと納得したという。「腑に落ちることばかりで,いろいろ大変だったこともみんな説明がつくのです。だから,あの人にもう少し親切になってほしいとかもう少し自分中心なところを減らしてほしいといか思うのは,目の不自由な人にいろいろちゃんと見てほしいと願うようなものだったのだとよくわかりました。娘のリサへの接し方もようやく理解できました。たぶん共感が問題だったんだと思います。共感する能力があの人に欠けていたことが。」  ジョブズは意のままに人を魅了できるし,そうするのが好きである。その結果,アメリオやスカリーのように,それを自分に対する好意や敬意の表れだと思い込む人が出る。ジョブズはジョブズで,相手が望んでいるとかじれば心にもないあいそを言い,その印象を強める。しかしジョブズという人間は,好む相手をはずかしめもすれば,同じように嫌いな相手を魅了もする。  ジョブズはなんでも自分がコントロールしないと気が済まない性格だが,同時に,先行きが不透明だと思うと優柔不断となり,前に進めなくなってしまう。完璧を求めるあまり,中途半端なもので妥協したり,可能なものでがまんしたりが上手にできないことがある。複雑なものへの対処も好まない。(中略)この性格は,やる気にもはっきりと表れる。これが正しいと確信したジョブズは誰にも止められない。しかし少しでも疑いがあると消極的になり,自分にとって必ずしも都合のよくないことを考えずにすまそうとする。  「我々も常識とは違うことを考え,アップルの製品をずっと買い続けてくれている人々のためにいい仕事をしたいと思う。自分はおかしいんじゃないかと思う瞬間が人にはある。でも,その異常こそ天賦の才の表れなんだ。」 (続きを読む
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    masudakotaroさん
    masudakotaro さん(2013/09/08 作成)
  • スティーブ・ジョブズ I

    スティーブ・ジョブズ I の引用ノート

    ウォルター・アイザックソン / 講談社

     「スティーブは禅と深くかかわり,大きな影響を受けています。ぎりぎりまでそぎ落としてミニマリスト的な美を追求するのも,厳しく絞り込んでゆく集中力も,皆,禅から来るものなのです。」  ジョブズはまた,直感や洞察を重視する仏教の教えにも強い影響を受け,「抽象的思考や論理的分析よりも直観的な理解や意識のほうが重要だと,このころに気づいたんだ」と後に語っている。ただ気性が激しかったため,解脱して涅槃にいたることはできなかった。  のちにジョブズは,こう振り返っている。「僕はすばらしい時代に大人への階段をのぼったと思う。禅によって,また,LSDによって意識が高められたからね。」「LSDはすごい体験だった。人生でトップクラスというほど重要な体験だった。LSDを使うとコインには裏側がある,物事には別の見方があるとわかる。効果が切れたとき,覚えてはいないんだけど,でもわかるんだ。おかげで,僕にとって重要なことが確認できた。金儲けではなくすごいものを作ること,自分にできるかぎり,いろいろなものを歴史という流れに戻すこと,人の意識という流れに戻すこと。そうわかったのはLSDのおかげだ。」  「西洋の合理的思考は人間が生まれながらに持っているものじゃない。習得するものであり,西洋文明の大きな成果でもある。インドの村では合理的思考を学ばないんだ。彼らは別のものを学ぶ。合理的思考と,ある意味,同じくらい重要な面を持ち,それほどでもない面も持つものだ。それが直感の力,体験にもとづく智慧の力だ。インドの田舎で7カ月を過ごしたおかげで,僕は,西洋世界と合理的思考の親和性も,そして西洋世界のおかしなところも見えるようになった。じっと座って観察すると,自分の心に落ち着きがないことがよくわかる。静めようとするともっと落ちつかなくなるんだけど,じっくりと時間をかければ落ちつかせ,とらえにくいものの声が聞けるようになる。このとき,直感が花開く。物事がクリアに見え,現状が把握できるんだ。ゆったりとした心で,いまこの瞬間が隅々まで知覚できるようになる。いままで見えなかったものがたくさん見えるようになる。これが修養であり,そのためには修業が必要だ。」  「マイクには本当に世話になった。彼の価値観は僕とよく似ていたよ。その彼が強調していたのは,金儲けを目的に会社を興してはならないという点だ。真に目標とすべきは,自分が信じるなにかを生み出すこと,長続きする会社を作ることだというんだ。」  アップルは,他の企業よりも顧客のニーズを深く理解する。顧客の想いに寄りそうのだ。  やると決めたことを上手におこなうためには,重要度の低い物事はすべて切らなければならない。  ジョブズはその後,マーケティングやイメージ,ときにはパッケージの細かな点にいたるまで注意を払うようになり,その姿勢は強迫的だと言われるほどになる。「iPhoneやiPadの箱を開けたときに感じるなにか,それが,その製品に対する想いを決める第一歩になってほしいと僕らは考えている。」  ボールを使ったマウスを作ることは商業的に不可能だと,あるエンジニアに言われたジョブズ。翌朝,そのエンジニアは首になった。  製品に対して十分に熱い想いを抱いていれば現実をも曲げられるとジョブズは信じていた。  怒りっぽいという欠点はあるものの,宇宙に衝撃を与えられるだけのカリスマ性と社内的な力がジョブズにはあると考える人も多かった。  「スティーブの現実歪曲フィールドにとらえられるのは危険なのですが,でも,あの力があるから実際に現実を変えられたわけです。」  「カリスマ的な物言い,不屈の意志,目的のためならどのような事実でもねじ曲げる熱意が複雑に絡みあったもの――それが現実歪曲フィールドです。」  「その存在を意識しても,現実歪曲フィールドは効果を発揮するんですよ。なんとかむこうかできないものかとさまざまな方法を検討しましたが,結局,ほとんどの人はあきらめ,自然界にはそういう力も存在するのだと受け入れてしまいました。」  「論理的にあり得ない未来を見ているとき,彼は現実歪曲の力を発揮するんだ。」  「自己実現型の歪曲で,不可能だと認識しないから,不可能を可能にしてしまうのです。」  現実歪曲フィールドの根底にあったのは,世間的なルールに自分は従う必要がないという確固たる信念だ。 (続きを読む
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    masudakotaroさん
    masudakotaro さん(2013/09/08 作成)
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