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『人文・思想』関連の引用(抜き書き)読書ノートリスト

引用(抜き書き)『人文・思想』関連の読書ノートリスト

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  • 一瞬で人生が変わる! アウトプット速読法

    一瞬で人生が変わる! アウトプット速読法 の引用ノート

    小田 全宏 / ソフトバンククリエイティブ

    目標設定・・・何のために読むかを明確に 中心点をつかまえる・・・著者が伝えたい主題 サマリーリーディング・・・・大切なポイントをチェック ピンポイントリーディング・・・チェック箇所を読む アウトプット・・・5分で話す(続きを読む
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    rev108さん
    rev108 さん(2014/02/22 作成)
  • 職業、ブックライター。 毎月1冊10万字書く私の方法
    □ブックライターに必要な3つ  ①聞かなければいけないことを著者からヒアリングできる力  ②大量の情報の中から必要な情報を整理できる力  ③読者を想定して的確な情報を的確な順番で伝える力 □少ない報酬で仕事を引き受けたことが、後に大きな報酬を得られる仕事につながったことも少なくない。すべては経験になる。 □ターゲットに刺さる本にするために、ターゲットをとにかく考え続ける。ターゲットは何を考え、どんな課題を抱え、どんな意識で何をしようとしているのか想像していく □売ろうとしてはいけない。マーケットを信じて「いい本」を作る。新しい価値を届ける。 □ライターには「コミュニケーション力」が極めて重要。興味関心を持って聞く □「もし、知識がほとんどない読者だったら、どんな風に説明していただけますか?」 □取材にはスーツを着てネクタイを締めていく。スーツを着ていなかったという理由で取材がうまくいかない要素が少しでも生まれるのであれば、スーツを着ていく。身だしなみというのはそういうもの □彼に向けて書こうと思い立った。そうすると次々に「素材」が頭に浮かんできた。具体的にこういう人に向けてと思うと内容は出てくる。 □いきなり250枚書けは大変だが、5枚で50の構成要素などうか □人に話すように書く □目指すべきお手本を決める □編集者はブックライターの何に困っているか  ①取材がしっかりできる人が少ない  ②ボリュームが足りない(設計図(目次)、準備がしっかりできていない)  ③スケジュール管理が甘い □素材が7割、書くのが3割 □取材時の態度で著者は信頼度をチェックしている □「創造力」より「想像力」が重要 □著名な人たち、成功している人たちの多くが、謙虚でサービス精神旺盛で、いい人、人間的に優れた人が多い (続きを読む
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    y_hiroさん
    y_hiro さん(2013/12/08 作成)
  • マザー・テレサ 愛と祈りのことば (PHP文庫)
    気にすることなく、善を行いなさい。 目的を達しようとするとき、 邪魔立てする人に出会うでしょう。 気にすることなく、やり遂げなさい。 善い行いをしてもおそらく 次の日には忘れられるでしょう。 気にすることなく、し続けなさい。 あなたの正直さと誠実さとが、 あなたを傷つけるでしょう。 気にすることなく正直で、誠実であり続けなさい。 あなたが作り上げたものが、壊されるでしょう。 気にすることなく、作り続けなさい。 助けた相手から、 恩知らずの仕打ちを受けるでしょう。 気にすることなく、助け続けなさい。 あなたの中の最良のもを、世に与えなさい。 けり返されるかもしれません。 でも、気にすることなく、 最良のものを与え続けなさい。 気にすることなく、最良のものを与え続けなさい。 (続きを読む
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    yanyakassaino9 さん(2013/09/28 作成)
  • 私はなぜ麻原彰晃の娘に生まれてしまったのか ~地下鉄サリン事件から15年目の告白~
    ■ある日,祭典が催されました。(中略)そのお祭りがあったのが92年4月のはずですから,私は3歳くらいだったはずです。採点は2日間続けて開催され,大人でも何十時間もぶっ続けで起きているのはつらそうでした。3歳の幼児ともなればなおさら大変です。私は途中でお付きの信者に仮眠をとるように言われ,2時間ほど寝ました。その後,宴の時間だからと起こされましたが,私はぐずって起きられませんでした。ぶっ続けで起きていた後の睡眠が2時間というのは大人でも辛いはずです。私は父のところへお願いしに行きました。「もう少し寝させていただけませんか」「この宴は神への供養なのだから参加しなさい」「私一人いなくても大丈夫なのではないでしょうか」「いや,お前だからいないとダメなんだ」 ■父と話してもわかってもらえず,眠気もどうしようもなくて私は泣き出してしまいました。すると父は私のズボンをパンツまでおろし,むき出しのお尻を何十回も叩いたのです。私は泣き叫び,それを見て目を覚ます大人の信者が何人もいました。(中略)どういう理由であれ,何百人もの信者の前で下着を脱がされたことは,私の人生を変えてしまいました。それで私は女性としてのアイデンティティを失ってしまい,女ではいられなくなったのですから。 ■江川さんと決別してからは,派遣社員や水商売,ネットカフェ難民やホームレスなどをしてなんとか生きてきました。 ■それから「週刊新潮」に手記を掲載することになるのですが,その手記の反響でまた職場を辞めざるを得なくなりました。警察や公安調査庁が「松本智津夫の娘が就職している。やめさせろ」と言って,派遣会社と派遣先の工場の両方にたずねてきたのです。この話は訪ねて来られた側からも聞きましたし,後に警察や公安調査庁にも謝ってもらいました。派遣会社は「親なんて関係ない」と言って追い返してくれて,工場は「仕事ができるから雇っているんだ。帰れ」と追い返してくれたそうですが,やはり職場の雰囲気がおかしくなってしまい,仕事を続けられなくなりました。(続きを読む
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    masudakotaroさん
    masudakotaro さん(2013/09/08 作成)
  • 私はなぜ麻原彰晃の娘に生まれてしまったのか ~地下鉄サリン事件から15年目の告白~
    ■今もアレフやひかりの輪は団体規制法に基づく観察処分を受けていますが,私はそれだけで未然に「第二の事件」を防げるとは思えないのです。 ■現にオウム事件を知らない世代が何も知らずにアレフに入信していると聞いています。今,アレフや私の家族は自分たちに不利な情報を報じるメディアに対しては訴訟を起こし,ひかりの輪は教団の主張を鵜呑みにする報道機関にしか情報を提供しないそうです。 ■まだ私が教団内部にいたことでさえ,幹部たちは法律的に観察処分から逃れるためにはどうすればいいのか,ということしか考えていませんでした。被害者の方への謝罪や賠償も誠意のこもったものではなく,教団を守る手段としか考えていなかったのです。 ■それらのことを総合的に考えると,いまだ教団は大変危険な状態だと言わざるを得ません。これまでオウム問題に関わった人たちだけでは解決しきれないのが現状だと思います。 ■また信者たちが考えているのが,父の奪還計画です。父を精神病患者に仕立て,医療刑務所から脱出させる,アメリカの要人に取り入って国家間交渉で死刑が執行されたことにして密かに拘置所から脱出させる,など妄想めいたことが考えられています。拘置所の中にいる父を奪還するなど,映画じゃあるまいし,普通では考えられないことですが,教団は真剣に考え実行しようとしています。実際,ヘリまで購入し,あの東京拘置所の上を飛んだこともあるぐらいです。一部の信者は拘置所の近くに住み,毎日その周辺を観察しています。 ■「オウムの悪事が公になって良かった。教祖と主要な幹部は逮捕されたし,もう一安心だ」としている今の風潮に私は違和感を覚えざるを得ません。オウムの刑事的責任はほとんど明らかになったかもしれませんが,社会的にも宗教的にも何も総括されていません。オウムがまた何十年後かに活気づいて,「第二のオウム」のようなものができてもいいのでしょうか。根本的な解決を目指さなければ,再び事件が起きてしまう可能性があります。 ■家族は私がリストカットをしたのはいじめが原因だと考えていたようで,氏の教育委員会にいじめ対策をお願いしました。私がいじめられているのは,行政が就学拒否などをしたことも原因で,行政が私のいじめに加担したのだから,行政の手で止めてほしいという主張でした。次女は「さとかはリストカットをしているのですよ。もしいじめが原因でさとかが死んだらどうするのですか」と訴えかけました。すると教育委員会の話し合いに同席していた私の学校の校長先生が,私のほうを向いて言ったのです。「でも,さとかさんの命は一つですよね。あなたのお父さんは,たくさんの人を殺しましたね。あなたが死んでも仕方がないでしょう」私は目の前が真っ暗になりました。 (続きを読む
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    masudakotaroさん
    masudakotaro さん(2013/09/08 作成)
  • サブリミナル・マインド―潜在的人間観のゆくえ (中公新書)
     無自覚的故意性が何らかのかたちで立証された場合にはどうだろうか。自覚的な場合と同じ罪にすべきか,あるいは無自覚的にも故意性が存在しない場合と,同じ処理をするべきか。  責任の概念 1. 自由意思論に基づく古典主義:自由意思はすべての人間が持っている。そう考えて古典主義は行為者を捨象し,行為を前面に押し出す。自由主義に基づく罪刑法定主義であり,犯罪と刑罰との均衡を求める考え方。 2. 機械的決定論に基づく近代主義:罰せられるべきは行為ではなく,社会的危険性を持つ犯人自身であるとして,個々の犯罪人を対象にする。犯罪を個人の資質と社会環境との交互作用の必然的結果と見るため,行為者の自由意思を否定するか,あるいは自由意思の問題は刑法上直接の意味はないとする決定論の立場をとる。  行為能力の前提には,意思能力(=自分の行為の結果を判断する能力)が必要とされる。  自覚能力の欠如,すなわち自己の行為を客観的に記述し,規範に照らして評価する能力(=自覚的過程)の有無が問題とされる。  人を普通に拳銃で殺せば間違いなく重い罪に問われるが,十人以上連続的に殺して,その死体とセックスするか,食べるか,それとも皮を剥いで飾るか,とにかくできるだけ残虐で常軌を逸した行動をとればとるほど,無罪を勝ち取るチャンスも広がる。  「本人に選択の余地がなかったのなら,本人の責任ではない」「環境と本人の持って生まれた資質が問題を起こした」という論理。 (続きを読む
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    masudakotaroさん
    masudakotaro さん(2013/08/10 作成)
  • サブリミナル・マインド―潜在的人間観のゆくえ (中公新書)
    【第九講 私の中の悪魔】  自分の行動の本当の原因に,アクセスできないことがある。  そこでその結果,自分の行動を誤って偽の原因に帰することがある。  人の言動の原因について,当人よりも第三者の判断に特権を与えるということを,私たちは結構している。つまり,私たちの社会の仕組みは案外そうなっている。  一般に過失致死の場合は,意図を持っておこなわれた殺人の場合よりも,加害者に課せられる罪は,ずっと軽い。  「故意」であるということは,逸脱行為の罪を重くする。  「故意」という判定の前提には,意図の自覚ということがあるように思われる。意図の,本人による自覚。  本人の主張する理由としばしば食い違う「本当の」理由が,そもそも存在すると信じる根拠は何なのか。また逆に,本当の理由が本当に「本当」であると信じる根拠は何なのか。  「本当の理由」の存在を信じる私たちの素朴な信念が,「直接経験」への信頼というもうひとつの素朴な信念と首尾一貫していないという事実。  「自らの心的経験や行動の理由などについては,人はそれを直接的に知る特権を常に持っている」という信念。  他我問題:人が泣いているのを見て,どうして(自分が悲しいのと同じ意味で)悲しいとわかるのか。他人が近くしている赤信号の色は,本当に自分の知覚している赤色と同じか,あるいは同じだといかにして知り得るのか。  「自分がいま経験している赤い色や鋭い歯痛の感覚は,直接的で疑問の余地がない。しかし他人の経験している赤い色や痛みについての知識は別で,間接的であり,あてにはできない。  直接経験の「最終性」:「歯が痛い」というとき,少なくとも当人にとっては痛いから端的に痛いのであって,その真偽をさらに遡って問うたり,またそのために他のより直接的なデータに訴えたりすることはできない。  私たちの知覚や判断や行動は,それ自体私たち自身によって直接経験されるものであり,その明白さは真偽を問う余地さえない。しかし反面,その直接経験が何に由来し,起因したかを検討する必要が生じた場合,私たちは本人の申し立てを認めず,むしろ第三者の特権を認めるのだ。  直接経験そのものについては本人の特権を認めつつ,その前後の因果関係については第三者の特権を認めるという複雑な操作が,暗々裡に人々の常識となり,社会規範の根底を成すに至ったのは,どのような事情によるのか。  私たちは一見,自己の経験の自覚的直接性を疑うことなく生きているように見える。  しかし反面,知覚や判断や行動の由来・理由・動機・原因などを最終的に特定化する必要が生じたときには,私たちは第三者の観察にむしろ特権を与える。  その場合「責任」は,本人の自覚化された意図と第三者による因果関係との間で重みづけ,ないしは斟酌される。  これは私たちの日常の行動様式を規定するだけではなく,社会規範をも陰に陽に裏づけている,信憑の体系である。また,同時代人によって共有されるが,時代にともなってグローバルには変化する人間像の体系という意味で「時代の人間観」とも呼べる。  そこでこの「時代の人間観」をより深く理解するために,私たちはその人間観の本質的な複合性を自覚し,その依ってきたる所以と根拠を洗い直してみなければならない。  「自分のことは自分が一番よく知っている」,「自分は基本的には自分の思うとおりに行動できる」。そうした信念は「すみずみまで自覚化できる意図によって,ひとつに統一された自己」という,いわば共同幻想に基づくものである。  因果的行為論:なんらかの意志に基づく身体的挙動を重視。意思の内容ではなく,意思の効果が重要であると考える。意思の内容は責任論で論じればたりるとする。  目的的行為論:行為の目的性を重視。目的性,すなわち意図された内容およびそれを実現する意思=故意。因果関係による支配ではなく,因果関係を支配する行為者の主体的な介入があって,はじめて行為となり得ると考える。 (続きを読む
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    masudakotaroさん
    masudakotaro さん(2013/08/10 作成)
  • サブリミナル・マインド―潜在的人間観のゆくえ (中公新書)
     機械論-局在論の系譜:不随意運動を重視する,あるいは人や動物の行動をなるべく不随意的なものとして解釈しようとする立場。  生気論-全体論(反局在論)の系譜:どちらかといえば随意運動を重視する,あるいは行動の随意性や自発性・合目的性・協調性などを重視する立場。  生物学,とくに運動生理学のふたつの系譜は,潜在的と顕在的という心理過程の関係という,私たちの関心とも密接につながっている。 1. 顕在的な心的過程の一番はっきりした例は自発的・意図的な随意運動に見られるが,これすらが大脳皮質の機能とは限らず,より低次の脳や脊髄の機能に担われるケースがある。 2. 汎機械論の立場を心理学にまで推し進めれば,潜在的過程の原則で顕在的過程をも理解しようとする考え方が予想される。そして他方,汎生気論の立場を推し進めれば,顕在的過程の原則で潜在的過程をも理解しようとする考え方が予想される。  ある行為が「目的にかなっている」ことは,しばしば自発性・意図性あるいは随意性の指標とされる。  その逆は,盲目性・機械性とされる。  合目的性と機械性は,実は矛盾しない。自発的でなくすなわち随意的でない運動も,場面に応じた柔軟な合目的性を持つということが,十分にあり得る。 (続きを読む
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    masudakotaroさん
    masudakotaro さん(2013/08/10 作成)
  • サブリミナル・マインド―潜在的人間観のゆくえ (中公新書)
    【第八講 無自覚の「意志」】 行動,特に無意識的で反射的な行動の変化が,認知あるいは言語のレベルでの方向の再整理に先立つ。 とっさの反応はできるが,あらためて問われたり,自問すると混乱してしまう。 本人は刺激に気づいていないのに身体が勝手に反応する。たとえば同時し失認といって,視野の中の個々のものはわかるのに全体の関係が認知できない症状を持つ患者。そういう患者でも,本人は視覚刺激の存在に自覚的には気づいていないのに,眼球はその方向へ動いていた。 線分の方向を自覚的に検知し,言語で報告することができなかったのに,カードによるスロット課題の遂行となると,たちまち方向の情報を活用できる。 感覚系と運動系をつなぐ神経経路はひとつではなく,いくつかの異なるレベルがある。そのうちの低次のものは自覚できず,高次のものだけが自覚化できる。 姿勢・運動制御の経路は昆虫や鳥や哺乳類でも比較的下等な種でむしろ優勢であり,これに対して物体認知の経路は,サルやヒトなど高等な動物ではじめて優勢となる神経メカニズム。姿勢・運動制御の経路がおおむね無自覚的あるいは潜在的であり,物体認知の経路がおおむね自覚的あるいは顕在的なのは,むしろ当然。 自発的意志とはいったい何なのか。自由意志は自覚的であり,意識的である。つまり「意志」は通常顕在的メンタル・プロセスの典型的な例とみなされる。 自分の「意志」を報告できたし,その前後に起こった理由づけや思考や怒りなどの情動も含めて,すべて自覚でき,言語によって報告できたように見える。 行為はたいていの場合手を動かしたり,足を動かしたりといった筋肉運動を伴っており,その生理学的機構はかなりのところまで解明されている。この場合の「機構」というのは,徹頭徹尾ものの世界の因果関係で記述されている。この記述は完全に機械論的記述であり,ロボットやサイボーグでも,人間でも,本質的には同じ過程であると考えられている。「自由意志」はどこで蒸発してしまったのか。 意図的な行動のひとつの特徴は,それがなにがしかの意味で「目的にかなう(合目的的である)」ということ。意識的な心的過程の最たるものは自発的意志であり,その有力な特徴が合目的性なので,この合目的的な行動のメカニズムということが,生理学上の大きな関心事となる。 条件づけとはすなわち環境からの刺激に対して適合的な行動を学習することにほかならず,適合的とは合目的的と言い換えることができる。 オペラント条件づけ=道具的条件づけ 古典的条件づけ はじめは反応を引き起こすことができなかった条件刺激が,より強い無条件刺激と繰り返しペアで呈示されることによって,単独でも反射を引き起こすようになる。合目的的で環境に適応的な反応の仕方を学んだ。 条件づけそのものを可能にするメカニズムと,その効果を貯えるメカニズムは別である。古典的条件づけの場合には,条件づけメカニズムそのものは頭部神経節にあるが,貯蔵する機能は胸部や腹部の神経節にも分散している。 オペラント条件づけは,はじめから頭部のない昆虫でも成立する。 古典的条件づけのほうは,頭部神経節なしでは成立しないが,いったん成立して十分に固定されれば,頭部がなくなっても学習の効果は残る。 断頭カエルでも,普通のカエルと同じように,右肢を固定してから右側の背中に酸を垂らすと,左肢で掻く。→目的にかなう行動(随意運動)は脊髄レベルで組織化され得る。 除脳犬(無大脳犬):大脳のない犬は,刺激を与えられない限り眠っているように見えた。しかし,大きな音を立てると目覚め,痛み刺激によってうなり,立たせると自分の足で歩き,口に食物を入れると飲み込んだ。日差しの入る窓辺へ行って寝そべり,気持ちよさそうにうたた寝さえした。 除脳犬は駐立姿勢(四つ足で立った姿勢)を保ち,前へ引っ張れば前肢で支えて,後ろへ引っ張れば後肢で支えて抵抗するというように,大脳のある普通の犬と同じ行動をとった。(続きを読む
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    masudakotaroさん
    masudakotaro さん(2013/08/10 作成)
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