『私とは何か――「個人」から「分人」へ (講談社現代新書)』の読書ノートリスト
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- 誰を好きになるよりも、一番難しいのは、ひょっとすると自分自身なのかもしれない。(P123) 好きな分人が一つでも二つでもあれば、そこを足場に生きていけばいい。それが、自分を肯定するための入口だ。(P125) 誰かといる時の分人が好き、という考え方は、必ず一度、他者を経由している。自分を愛するためには、他者の存在が不可欠だという、それこそが、分人主義の自己肯定の最も重要な点である。(P125) そうして好きな分人が一つずつ増えていくなら、私たちは、その分、自分に肯定的になれる。(P126) (続きを読む)
kasuta さん(2013/04/23 作成)