『スターバックス成功物語』の読書ノートリスト
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- 【第24章 真心で指導せよ】 われわれが描く企業像は,揺るぎない大企業であると同時に,良質のコーヒーをすべての人々に味わってもらう使命感に燃える企業に他ならない。スターバックスは世界のあらゆる共同社会に住む人々に一杯のコーヒーを通して素晴らしい体験を提供し,その生活を豊かにしようとしているのだ。 情熱と真心で結ばれた社員,顧客,株主との絆こそ,わが社の重要な基盤なのである。 どんな企業もユートピアにはなれない。しかし,「これで十分」とか「平均以上」といった目標で満足していたら,それだけのことしかできないだろう。他より優れたいと望むなら,より高い目標を目指し,全員が一丸となって取り組まなければならない。困難にぶつかったり,欠点が見つかったら適切に対処し,将来の教訓にすればよい。 スターバックスは今なお,成功するために戦っている。 われわれ経営陣はこれまで小さな問題を解決することによって,将来のより大きな問題に対処する知恵を獲得することができたのだ。 スターバックスの未来を形成する多くの芝らしいアイデアは,社内からわき出てくるに違いない。われわれは常に企業家精神を発揮し,新しいことに挑戦し,自己再生を図ることによって,革新的な雰囲気を生み出すことに全力を注いでいるのである。 イメージが見えたらそれを計画し,ただちに行動に移すがいい。素晴らしいことが実現するだろう。だが,それは実現するだけの価値のあるビジョンでなければならない。その目的が崇高であれば,その報酬はさらに素晴らしいものとなる。 成功を金銭で測ることはできない。そのように人生を旅し,人間としてどれだけ成長したかが問われるのだ。 事業を通して,私たちは協力すればどんなことも達成できるか学べるのだ。一人の人間にできることは限られている。しかし,共通の目標を目指す多くの人々を結集して鼓舞激励し,内に秘められた能力を引き出してあげれば,互いに協力して奇跡を生み出すことができる。 1人だけで目的を達成しても決して心は満たされない。チームでレースを勝ち抜いてこそ,大きな喜びと報酬を分かち合うことができるのだ。 1人の人間の努力ではなく,多くの人々の力を結集して獲得した勝利の意義は大きい。参加した人々すべてが心をこめて達成した成果。そこに自分たちだけでなく人々といつまでも分かち合える喜びがわき上がるのだ。 人々と共に獲得する成功ほどうれしいものはない。 (続きを読む)
masudakotaro さん(2013/09/08 作成)