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『文学・評論』関連の引用(抜き書き)読書ノートリスト

引用(抜き書き)『文学・評論』関連の読書ノートリスト

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  • なぜ書くか: エリザベス・ボウエン/グレアム・グリーン/V・S・プリチェットの往復書簡集
    文学は教化とは一切関係がない。こういったからといって、私は文学が無教化的であると主張しているわけではない。文学は個人の道徳を表し、この個人の道徳はその個人が属するグループの道徳とめったに一致するものではない。 P44(続きを読む
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    haruga6さん
    haruga6 さん(2013/03/31 作成)
  • なぜ書くか: エリザベス・ボウエン/グレアム・グリーン/V・S・プリチェットの往復書簡集
    先日、昼食の時に一人の農民に会った。彼は二人の精神異常者を雇っていた。彼らは立派な働き手であったと言う。またどれほど仕事に忠実であることか。彼らは美しき新世界の条件づけられた人間のようであった。不忠節とは私たちの特権である。しかしこの特権は社会に決して認めさせることのできない特権である。従って、罰を受けずに不忠節でありうる私たちはこの理想を生々しく持っていなければならない。 P44(続きを読む
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    haruga6さん
    haruga6 さん(2013/03/31 作成)
  • なぜ書くか: エリザベス・ボウエン/グレアム・グリーン/V・S・プリチェットの往復書簡集
    私の見解は――さらにあなたの見解もそうだと思うが――作家は説教壇から離れておくべきで、そこから降りておくべきで、ただ書くべきだということである。彼らは嘆願書に自分の名前を付加すること、自分たちが多くを知らない、また何も知る理由がない問題に関して新聞に投書すべきではない。そういたいと思う誘惑は不当なほどに大きくなるだろう。なぜか、明らかに、それは「自負心」への誘惑であるが、だが、大衆の側での乱れた価値や虚偽の希望のために、この誘惑がどのようにして提示されるのかということである。 P36(続きを読む
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    haruga6さん
    haruga6 さん(2013/03/31 作成)
  • なぜ書くか: エリザベス・ボウエン/グレアム・グリーン/V・S・プリチェットの往復書簡集
    このことは、長い回り道をしてはじめの質問に私を連れ戻す――なぜ書くか、という質問に連れてくる。私は、読者、人びと、社会のためには書かない。私は自分自身のために書く。私自身の自己配慮の喜びのために書く、自分が欲する卓越性を目指しながら、しかもそれにいつも至ることなく書いている。もしも誰かが私の書くものを読むことがなければ私は書くだろうか。多分そうではあるまい。しかし、私は自分の頭のなかでは書くことはやめることはできないだろう。 P24(続きを読む
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    haruga6さん
    haruga6 さん(2013/03/31 作成)
  • なぜ書くか: エリザベス・ボウエン/グレアム・グリーン/V・S・プリチェットの往復書簡集
    イギリス人が偽善的であるのは自然である。イギリスの風土が強い酒を要求するのと同じように、偽善の不鮮明さと刺激を要求するのである。 P17(続きを読む
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    haruga6さん
    haruga6 さん(2013/03/31 作成)
  • 64(ロクヨン)

    64(ロクヨン) の引用ノート

    横山 秀夫 / 文藝春秋

    あゆみの家出 『三上はカウンセラーを問い詰めた。そうぜずにはいられなかった。……鵜呑みにして家を空けた結果がこうだった。カウンセラーは悪びれるでもなかった。もう親には心配を掛けない。あゆみがそう話したので大丈夫と判断したが、実際には家出を暗示したのだろうと分析してみせた。』p110 『家族を弾除けにしていた。自分が可愛かった。組織での立場が危うくなるたび、家族に託けて我慢のカードを切ってきた。わかっていた。家族などなくても生きられるが、組織の中で居場所を失ったら生きていけない。自分はそういう種類の男だと認め、受け入れない限り、死ぬまで己を語る方法を見出せそうになかった。』p398 (続きを読む
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    myzkkさん
    myzkk さん(2013/03/29 作成)
  • ビリー・ミリガンと23の棺〈下〉 (ダニエル・キイス文庫)
    「意図的にすべてをやめるという選択をすることによって,彼らは自分たちの運命を支配することができるのだ」 「これは他人を操るためではなかった。もはや病院に利用され,政治家に利用され,メディアに利用されるのは耐えられなかった。ある男を殺したと疑われ,その男がまだ生きているのに,第一容疑者とみなされることには対処できなかった」 「彼らがもう力をふるえないと知って,大きな喜びを感じた。自分が自分の人生を支配しているのだとわかった。なぜなら自分が死ねば,彼らはその遺体を外に運び出さなければならないからだ。どんなに閉じ込めておきたくても,彼の脳に錠をかけることはできないし,いまは彼の肉体を閉じこめておくこともできない。彼はまさしくここを去ろうとしているのだ」 「つまり,ぼくがまずチャーマーを許さなければならないということです。彼の墓を見つけてほんとうに死んだことをたしかめたいですが,でも墓を汚すようなことはしません。彼に許すといいます。そうすれば彼の霊は,子供の頃の彼を傷つけた誰かを許し,たぶん許しは過去に遡っていき,未来を変えるでしょう。人間は,お互いに傷つけあうことをやめなければならないのです」(続きを読む
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    masudakotaroさん
    masudakotaro さん(2013/03/20 作成)
  • 削除ボーイズ0326

    削除ボーイズ0326 の引用ノート

    方波見 大志 / ポプラ社

    時間。それは人が操ってはならないものである。(続きを読む
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    Tatsuyaさん
    Tatsuya さん(2013/03/18 作成)
  • 虫眼とアニ眼 (新潮文庫)

    虫眼とアニ眼 (新潮文庫) の引用ノート

    養老 孟司 / 宮崎 駿 / / 新潮社

    目の前に気に入った散歩道が見つかれば、それが50メートルしかなくても、けっこう機嫌よく生きられる。生き方のコツとしてはぼくはそうだと思うようになってきた。(宮崎駿)(続きを読む
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    goyaさん
    goya さん(2013/03/13 作成)
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