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『人文・思想』関連の引用(抜き書き)読書ノートリスト

引用(抜き書き)『人文・思想』関連の読書ノートリスト

  • 全 163 件中 131 〜 140 件の引用ノートを表示
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  • 誰も教えてくれない人を動かす文章術 (講談社現代新書)
     書く力の基礎として、「読む力」が必要です。文章を読む際に、次の三つのポイントに気をつけるとうまくいきます。 「この人は『これとこれが違う』ということを言いたいんだな」、「『これとこれが実は同じ』ということを言いたいんだな」、「この人は『これがどうすごいのか』、そのポイントを言っているだけなんだな」という三点です。このポイントで整理して読むと、だんだん頭がすっきりしてきます。相手の、書く人の頭になってくるようにも思われます。 「書く人が何を伝えたくてどんな思いで書いているか」という視点に立って読むと、文章は非常に読みやすくなります。いったん書く側に回ることによって、読む力が格段についてくるのです。(P.174)(続きを読む
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    h_nagashimaさん
    h_nagashima さん(2012/12/05 作成)
  • 誰も教えてくれない人を動かす文章術 (講談社現代新書)
    「ここが面白いと思いました」というひれ伏した感じではなく、「この言葉を私がインスパイアしてくれました」という感じを出すのです。いや、もっと偉そうに「この私をここまでその気にさせてくれた。それだけに、この物語はなかなか大したものだ」とあくまで「上から目線」の姿勢で臨みましょう。  読書エッセイを書くときには、それくらい大きな態度でいいのです。いくら高名な著者だからといって、著者にひれ伏してしまったら面白い感想文は書けません。 「生意気さ」というものは意外に重要なのです。「好きだ」という感情があって、その上で「生意気さ」というものが必要なのです。ドストエフスキーが大好きで、その上で生意気な感想を自由に述べる。そういう距離感が最高です。(続きを読む
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    h_nagashimaさん
    h_nagashima さん(2012/12/03 作成)
  • 誰も教えてくれない人を動かす文章術 (講談社現代新書)
     独自の視点の見つけ方は二通りあります。「異質であると思われる二つのものの間にある共通点を見つけること」と、「同質であると思われている複数のものの間に差異を見つけること」です。 「僕にとってはこれとこれがつながっている」とか「これとこれは似ているけれど、実はここが違う」という見方は、あなた独自の視点です。それさえ盛り込めれば、文章は完成したも同然です。(続きを読む
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    h_nagashimaさん
    h_nagashima さん(2012/12/03 作成)
  • 誰も教えてくれない人を動かす文章術 (講談社現代新書)
     文章を書くためのネタを集めた「ネタ帳」を作るのはとてもいいことです。今年春にも私は似たような効果を期待して、学生に「引用ノート」を作らせています。自分が思いついたネタを書くということも重要なのですが、これは「どこかで引用してみたい!」と思ったものを書き込むノートです。  トルストイに『文読む月日』(ちくま文庫)という作品があります。この本はトルストイ自身の著述ではなく、トルストイが古今東西の書物から引用した文章をまとめた書物です。「これは引用したい」、「これは後世に伝えたい」と思った文章をまとめたのでしょう。  同じように学生も、引用ノートを作って、その引用部分の横になぜこれを引用したのかを書いておくと、文章を書くときに非常に使えるようになります。(P.52~)(続きを読む
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    h_nagashimaさん
    h_nagashima さん(2012/12/03 作成)
  • 誰も教えてくれない人を動かす文章術 (講談社現代新書)
     最初に必要な作業は、書くための「ネタ出し」です。  まずは、書くべき事柄をメモに書きだしてみましょう。これは慣れれば、難しい作業ではありません。文章を書くにあたっては、自分の中のきっかけや、誰かから与えられたテーマがあると思います。それについて思いつくことを、あれこれ列挙してみるのです。これが書くネタになります。どんどん思いつくワードを紙に書きだしてください。  この作業が難しいと感じる人は、誰か相談相手を探しましょう。書こうとしているテーマなどについて、誰かとアレコレ話をすると、ネタ出しは意外にはかどるものです。  ただし、ネタ出し作業は普通のおしゃべりと違いますから、必ずメモの用意をしてから始めましょう。話しているうちに、「あ、思いついた」、「そうだよね、そうだよね」と話が弾んできます。話し相手が思いついたアイディアもしっかり拝借して、ちゃんとメモに残してください。(P.38~)(続きを読む
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    h_nagashimaさん
    h_nagashima さん(2012/12/03 作成)
  • やめる力

    やめる力 の引用ノート

    マツダ ミヒロ / 中経出版

    「そうだ!あれをやめよう!」(続きを読む
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    hellohello2さん
    hellohello2 さん(2012/11/29 作成)
  • 偶然のチカラ (集英社新書 412C)
    偶然をめぐっては、自分でも気がつかないカン違いがそこらじゅうに隠されている・・・・ (続きを読む
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    hellohello2さん
    hellohello2 さん(2012/11/27 作成)
  • 奴隷の時間 自由な時間 お金持ちから時間持ちへ (朝日新書)
    大事な仕事は「老いる仕事」「病む仕事」「死ぬ仕事」 (続きを読む
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    hellohello2さん
    hellohello2 さん(2012/11/26 作成)
  • ゼニの人間学 (ロング新書)

    ゼニの人間学 (ロング新書) の引用ノート

    青木 雄二 / ロングセラーズ

     このあいだ、某都市銀行の支店長が、僕の家に挨拶に来て、 「ぜひ当座預金取引をしてください」  と頭をさげた。  僕が仕入れるのは、漫画を描くケント紙とインク代だけで、当座預金の口座を開設しても、小切手や手形を切る必要などさらさらない。僕としてはどっちでもよかったのだが、大の男がせっかく頼みにきたのだから、当座預金取引をすることにした。  そのとき、ちょっとおもしろいネタを思いついたので、支店長にたずねてみた。 「もしも僕が百兆円の手形を切ったら、あんたのとこ、どないなるんや?」  支店長のやつ、顔がひきつって、口の端がピクピク痙攣した。 「そんなことされたら、パニックです。どうにもこうにもなりません。うちの資金量は金庫全部さらえても四十兆円しかあらへんのです。そんな目茶苦茶なことされたら……」  ビビってしもて、支店長は声がふるえとった。 「おもしろいさかい、シャレでいっぺん切ったろと思うんやけどな、百兆円の手形」  支店長のやつ、挨拶もそこそこに、あわてて帰ってしまいよった。  百兆円の約束手形など、僕がいくら切っても、不渡りになるにきまっている。僕の当座預金口座に、もちろん百兆円のゼニはない。最初からカラ手形である。でも不渡りになるだけで僕は罪に問われることはない。手形法とはそういうもんや。  じつはこれはかなりおもしろい事態が引き起こせるイタズラである。日本経済の根幹がまさに大パニックに陥ってしまうのだ。  手形は各地に設けられている手形交換所で交換される。交換所では、いろいろな銀行が集まって、持ち寄った手形や小切手を交換し、その差額で決済する。  仮に、僕がA銀行を支払い場所にした百兆円の約束手形を切って、友だちかだれかに渡したとする。受け取った人間は、自分が取り引きしているB銀行にその手形を持ち込む。  A銀行とB銀行は、手形交換所で、持ち寄った手形や小切手の差額をやりとりするわけだ。通常、その差額は、せいぜい数億円か数十億円だろう。  手形事故が起こるのは、A銀行がその手形を、支払い場所になっている自分の支店に持ちかえってからだ。そこではじめて振出人の当座預金残高の不足がわかる。  つまり、A銀行は、僕の百兆円の約束手形が不渡りになるのがわかっていても、交換所で、百兆円の手形と引き換えに、同額のゼニをB銀行に支払わなければならない。手形の持参人は、善意の第三者だから、B銀行が手形の受け取りを拒否するわけにもいかない。  これはパニックや。  手形を交換したA銀行とB銀行は、日本銀行にもっている当座預金口座の数字をやりとりして決済するのだが、大手の都市銀行でも百兆円の当座預金などはない。合併で誕生した東京三菱UFJ銀行がいくら世界でトップだといばっても、預金総額は六十兆円。日本全国どこを探しても百兆円のまとまったゼニはない。日本の国家予算だって、八十兆円にすぎない。それでも、A銀行はB銀行に百兆円のゼニを支払う義務がある。  当座預金の残高が不足していたら、百兆円は現金で用意しなければならない。  パニックやで、ほんまに。 (P.12~)(続きを読む
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    K_Tousyokuさん
    K_Tousyoku さん(2012/11/26 作成)
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