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『文学・評論』関連の引用(抜き書き)読書ノートリスト

引用(抜き書き)『文学・評論』関連の読書ノートリスト

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  • 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)
    実際にはね、ヒトの現実認識は言語とはあまり関係がないの。どこにいたって、どこに育ったって、現実は言語によって規定されてしまうほどあやふやではない。思考は言語に先行するのよ。 P122(続きを読む
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    SXR-80-07さん
    SXR-80-07 さん(2015/12/29 作成)
  • 和漢朗詠集 (講談社学術文庫 (325))
    燭を背けては 共に憐れむ深夜の月 花を踏んでは 同じく惜しむ少年の春 白 (巻上 春の部 春夜の歌) *** めどもかくれぬものは夏虫の身よりあまれるおもひなりけり (巻上 夏の部 螢の歌) *** 秋きぬと目にはさやかにみえねども風のおとにぞおどろかれぬる 敏行 (巻上 秋の部 立秋の歌) *** 林間に酒を煖(あたた)めて紅葉を焼く 石上に詩を題して緑苔(りょくたい)を掃ふ 白 (巻上 秋の部 秋興の歌) *** 秋風の吹くにつけてもとはぬかな荻の葉ならば音はしてまし 中務 (巻下 風の歌) *** 泰山は土壌を譲らず かるがゆゑによくその高きことを成す 河海は細流を厭はず かるがゆゑによくその深きことを成す 李斯(巻下 山水の歌) *** 泉飛んでは雨声門(しやうもん)の夢を洗ふ 葉落ちては風色相(しきさう)の秋を吹く 相如 (巻下 山寺の歌) *** いのちだに心にかなふものならばなにか別れのかなしからまし (巻下 餞別の歌) *** 和風(くわふう)先づ導いて薫煙出づ 珍重たり紅房(こうはう)の翠簾(すいれん)に透けることを (巻下 妓女の歌) *** 世の中はとてもかくてもおなじこと宮も藁屋もはてしなければ (巻下 述懐の歌) *** 世の中をなにゝたとへむ朝ぼらけこぎゆく舟のあとの白浪 沙弥満誓 (巻下 無常の歌) (続きを読む
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    akinomiya さん(2013/05/12 作成)
  • 山月記

    山月記 の引用ノート

    Atsushi Nakajima /

    なし(続きを読む
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    murakamisouさん
    murakamisou さん(2012/11/23 作成)
  • オーデュボンの祈り (新潮文庫)
    (そんなん書いたら、ネタバレ、バレバレですやん!)(続きを読む
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    tsukieさん
    tsukie さん(2013/04/07 作成)
  • 屍者の帝国 (河出文庫)

    屍者の帝国 (河出文庫) の引用ノート

    伊藤 計劃 / 円城 塔 / / 河出書房新社

    生命とは 性交渉によって感染する致死性の病(続きを読む
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    SXR-80-07さん
    SXR-80-07 さん(2015/12/29 作成)
  • 桜ほうさら

    桜ほうさら の引用ノート

    宮部 みゆき / PHP研究所

    時の流れは、人の心に潜む屈託や、小さな希みなどかえりみることはない。(続きを読む
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    mamigorouさん
    mamigorou さん(2013/08/12 作成)
  • 山椒大夫・高瀬舟 (新潮文庫)
    安寿はそこに立って、南の方をじっと見ている。目は、石浦を経て由良の港に注ぐ大雲川の上流をたどって、一里ばかり隔った川向いに、こんもりと茂った木立ちの中から、塔の尖さきの見える中山に止まった。そして「厨子王や」と弟を呼びかけた。「わたしが久しい前から考えごとをしていて、お前ともいつものように話をしないのを、変だと思っていたでしょうね。もうきょうは柴なんぞは苅らなくてもいいから、わたしの言うことをよくお聞き。小萩は伊勢から売られて来たので、故郷からこの土地までの道を、わたしに話して聞かせたがね、あの中山を越して往けば、都がもう近いのだよ。筑紫へ往くのはむずかしいし、引き返して佐渡へ渡るのも、たやすいことではないけれど、都へはきっと往かれます。お母あさまとご一しょに岩代を出てから、わたしどもは恐ろしい人にばかり出逢ったが、人の運が開けるものなら、よい人に出逢わぬにも限りません。お前はこれから思いきって、この土地を逃げ延びて、どうぞ都へ登っておくれ。神仏かみほとけのお導きで、よい人にさえ出逢ったら、筑紫へお下りになったお父うさまのお身の上も知れよう。佐渡へお母あさまのお迎えに往くことも出来よう。籠や鎌は棄てておいて、子かれいけだけ持って往くのだよ」  厨子王は黙って聞いていたが、涙が頬ほおを伝って流れて来た。「そして、姉えさん、あなたはどうしようというのです」 「わたしのことは構わないで、お前一人ですることを、わたしと一しょにするつもりでしておくれ。お父うさまにもお目にかかり、お母あさまをも島からお連れ申した上で、わたしをたすけに来ておくれ」 「でもわたしがいなくなったら、あなたをひどい目に逢わせましょう」厨子王が心には烙印やきいんをせられた、恐ろしい夢が浮ぶ。 「それはいじめるかも知れないがね、わたしは我慢して見せます。金で買った婢はしためをあの人たちは殺しはしません。多分お前がいなくなったら、わたしを二人前働かせようとするでしょう。お前の教えてくれた木立ちの所で、わたしは柴をたくさん苅ります。六荷までは苅れないでも、四荷でも五荷でも苅りましょう。さあ、あそこまで降りて行って、籠や鎌をあそこに置いて、お前を麓へ送って上げよう」こう言って安寿は先に立って降りて行く。  厨子王はなんとも思い定めかねて、ぼんやりしてついて降りる。姉は今年十五になり、弟は十三になっているが、女は早くおとなびて、その上物に憑つかれたように、聡さとく賢さかしくなっているので、厨子王は姉の詞にそむくことが出来ぬのである。  木立ちの所まで降りて、二人は籠と鎌とを落ち葉の上に置いた。姉は守本尊を取り出して、それを弟の手に渡した。「これは大事なお守だが、こんど逢うまでお前に預けます。この地蔵様をわたしだと思って、護り刀と一しょにして、大事に持っていておくれ」 「でも姉えさんにお守がなくては」 「いいえ。わたしよりはあぶない目に逢うお前にお守を預けます。晩にお前が帰らないと、きっと討手うってがかかります。お前がいくら急いでも、あたり前に逃げて行っては、追いつかれるにきまっています。さっき見た川の上手かみてを和江わえという所まで往って、首尾よく人に見つけられずに、向う河岸へ越してしまえば、中山までもう近い。そこへ往ったら、あの塔の見えていたお寺にはいって隠しておもらい。しばらくあそこに隠れていて、討手が帰って来たあとで、寺を逃げておいで」 「でもお寺の坊さんが隠しておいてくれるでしょうか」 「さあ、それが運験うんだめしだよ。開ける運なら坊さんがお前を隠してくれましょう」 「そうですね。姉えさんのきょうおっしゃることは、まるで神様か仏様がおっしゃるようです。わたしは考えをきめました。なんでも姉えさんのおっしゃる通りにします」 「おう、よく聴いておくれだ。坊さんはよい人で、きっとお前を隠してくれます」(続きを読む
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    さん
    さん(2012/11/19 作成)
  • 道化師の蝶

    道化師の蝶 の引用ノート

    円城 塔 / 講談社

    わたしは彼の翻訳者であり、彼はわたしの翻訳者である。『松ノ枝の記』(続きを読む
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    NKazuyoshiさん
    NKazuyoshi さん(2012/11/21 作成)
  • 削除ボーイズ0326

    削除ボーイズ0326 の引用ノート

    方波見 大志 / ポプラ社

    時間。それは人が操ってはならないものである。(続きを読む
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    Tatsuyaさん
    Tatsuya さん(2013/03/18 作成)
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