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『文学・評論』関連の引用(抜き書き)読書ノートリスト

引用(抜き書き)『文学・評論』関連の読書ノートリスト

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  • ポケットに物語を入れて
    P.12 正解なんてどこにもないが、正解よりもはるかに巨大なものがある。その巨大なものの、どこに触れてもいいのだし、どこにも触れられなくてもいいのだ。本は本というかたちで世に出たとたん、作者は消えるに等しい。作者の言わんとするところなんて、本の豊穣にくらべたら、まったく意味がない。と、私は思っている。 読書というのはかくも寛容だ。 はじめての文庫本解説でそうしたように、その後も、書評でも解説でも、私の気持ちとしては感想文として、「私はこのように読んだ」という巨大なもののほんの一部、私が触れることのできたところのみを書いてきた。ほかの人の書いた解説や書評も、そのように読むようになった。そうすると、実際に会話するわけではないが、会話が生まれる。へえ、あなたはそこを触ったんだね、そんなふうな感触だったんだね。え、そんな部分があったとは、ぜんぜん気づかなかった、私ももう一度、あの巨大なものを違う角度から見てみよう……等々と。(続きを読む
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    popohidroさん
    popohidro さん(2015/01/12 作成)
  • パラレルワールド・ラブストーリー (講談社文庫)
     線路は全く違うが、二つの電車が同じ方向に、しかも同じ駅に止まりながら進んでいく場合が時折存在する。田端、品川間の山手線と京浜東北線も、そういったものの一つだ。  大学院在学中、敦賀崇史は週に三度、山手線を利用した。新橋にある大学の資料室に行くためだった。毎朝決まった時刻に、同じ電車に乗った。ラッシュアワーは過ぎていたが、座れることは殆どなく、彼はいつもドアの脇に立つことにしていた。いつも同じ車両、同じドアだった。  そうして外の景色を眺める。雑然としたビルの群れ、くすんだ空、品のない看板。  が、それらの風景も、並行して走っている京浜東北線の車両に阻まれることが多かった。その電車は、近づいたり、離れたりしながら、同じように走っていた。ほぼ同じ速度だから、最接近した時などは、まるで一緒の車両内にいるかのように、向こうの乗客のようすを見ることができた。無論、向こうからもこちらのようすが手に取るようにわかるはずだった。だがどれだけ近づいても、双方の空間に交流はない。あちらはあちらで、こちらはこちらで世界が完結している。  ある時崇史は、向こうの電車に乗っている若い女性に目を留めた。彼女は崇史と同じように、ドアの横に立ち、外に目を向けていた。髪が長く、目の大きな娘だった。大学生かなと、そのカジュアルな服装から崇史は推測した。  その後何度か乗るうち、毎週火曜日、彼女が必ず向こうの電車に乗っていることを発見した。同じ時刻の電車で、同じ車両の同じドアのところに彼女は立っていた。  崇史は火曜の朝を楽しみにするようになった。彼女を見た日は、なんとなく気分がよかった。逆に、たまに彼女を見つけられなかった時には、どうしたのだろうと気になって仕方がなかった。要するに彼は彼女に恋をしていた。(続きを読む
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    itokoさん
    itoko さん(2012/10/23 作成)
  • 宝島 (光文社古典新訳文庫)

    宝島 (光文社古典新訳文庫) の引用ノート

    スティーヴンスン / 光文社

    「うん、ひどかった」べつの男があいづちを打った。「生きてるときは、怒り狂うか、ラムを持って来いとどなるか、でなきゃ歌だ。」 P346(続きを読む
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    haruga6さん
    haruga6 さん(2013/03/09 作成)
  • 孤島 (筑摩叢書)

    孤島 (筑摩叢書) の引用ノート

    ジャン グルニエ / 筑摩書房

    たとえば、  生まれた海岸はちがっていても、   おなじように太陽の光りを愛し、    肉体のすばらしさを愛する人間がやってきて、     とても真似のできない言葉で、      つぎのようにいってくれなくてはならなかった  ~この世界の外見は、なるほど美しい。     だが、それらはやがて消え去るべきものだ。       だから、いまのうちに、ひたむきに           それらを愛さなくてはならない、と。~          孤島 (筑摩叢書)  ジャン・グルニエ                   序文:アルベール・カミュ(続きを読む
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    yanyakassaino9 さん(2013/09/28 作成)
  • 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)
    実際にはね、ヒトの現実認識は言語とはあまり関係がないの。どこにいたって、どこに育ったって、現実は言語によって規定されてしまうほどあやふやではない。思考は言語に先行するのよ。 P122(続きを読む
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    SXR-80-07さん
    SXR-80-07 さん(2015/12/29 作成)
  • 夜明け前のセレスティーノ (文学の冒険シリーズ)
    自分の力を鼻にかけてはならない。白い奴隷のように、それから黒い奴隷のようにこっそり立ち去る、そんな昼と夜とを死が消し去るのをおまえは妨げられはしないのだから ムサ=アグ=アマスタン p167(続きを読む
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    haruga6さん
    haruga6 さん(2013/08/18 作成)
  • プレイバック (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 7-3))
    「しっかりしていなかったら、生きていられない。やさしくなれなかったら、生きている資格がない」(続きを読む
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    pigeonさん
    pigeon さん(2012/10/14 作成)
  • インテリジェンス人間論
    313年のミラノ勅令でコンスタンス帝が公認して、キリスト教は体制側の宗教なったが、それまでは信者を増やして支持基盤を拡大することが、キリスト教が存続するために必要とされていた。そこで正統派教会は、洗礼と聖贄という原理原則を維持すると同時に、学識を重んじるグノーシス主義を厳しく排除しようとしたのである。 ローマに公認された後は、キリスト教神学でも高度な学術的体系が構築されるようになったが、それでも基本的にキリスト教は知識に対する不信が大きい。(P229)(続きを読む
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    JAZZ_MANさん
    JAZZ_MAN さん(2013/04/30 作成)
  • 人間失格
    なし(続きを読む
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    murakamisouさん
    murakamisou さん(2012/11/23 作成)
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