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『文学・評論』関連の引用(抜き書き)読書ノートリスト

引用(抜き書き)『文学・評論』関連の読書ノートリスト

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  • 人間失格
    なし(続きを読む
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    murakamisouさん
    murakamisou さん(2012/11/23 作成)
  • 桜の首飾り

    桜の首飾り の引用ノート

    千早 茜 / 実業之日本社

    あたしは学校を休んでばかりだから頭がとても悪いけど、クラスの子たちより言葉を知っていると思う。言葉の数とかじゃなくて、その意味や味を知っている。例えば、失望とか、屈辱とか、羞恥とか、後悔とか、孤独とか。だって、あたしはそれらの言葉を口に入れて、噛みしめて、涙がにじむくらいその苦みを舌に浸み込ませて、やっと飲み込んできたから。そして、飲んだ後もその言葉たちによって内臓をぐちゃぐちゃにされたから。本当に、よく知っている。(続きを読む
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    marie1127さん
    marie1127 さん(2013/12/18 作成)
  • 対岸の彼女 (文春文庫)
     軽い酔いも手伝って小夜子はべらべらとしゃべった。最近になって知った。しゃべることは、気持ちいいのだ。義母のことも、夫の不用意な発言も、口に出せば喜劇性を帯び、すぐに忘れられる。言わずにためこむと、些細なことがとたんに重い意味を持ち、悲劇性と深刻味を帯びる。(続きを読む
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    itokoさん
    itoko さん(2012/10/30 作成)
  • 夜になるまえに

    夜になるまえに の引用ノート

    レイナルド アレナス / 国書刊行会

    そこでは生きられないことが分かっていた。むろん、あれから十年たったいま、追放者が生きられる場所はどこにもない、そんな場所は存在しないことが分かっている。なぜならぼくたちが夢を見た場所は、ぼくたちが風景を眺めたり初めて本を読んだり、最初に恋をした場所は夢に見る場所でありつづけるからだ。亡命地では人は幽霊に過ぎない。自分の完全な現実には決して到達することのない誰かの影に過ぎないのだ。亡命地に着いてからぼくは存在していない。その時以来、ぼくは自分自身から逃げはじめたのだった。 P378(続きを読む
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    haruga6さん
    haruga6 さん(2013/08/21 作成)
  • ユング自伝―思い出・夢・思想 (2)

    ユング自伝―思い出・夢・思想 (2) の引用ノート

    C.G.ユング / A.ヤッフェ / / みすず書房

    錬金術に精通した後、やっと私は、無意識が一つの過程であり、自我の無意識の内容への関与によって、こころが変容され発展させられるということがわかった。個人の場合には、この変化は、夢と空想から読み取ることができる。集団の世界に於ては、主として様々な宗教体系の中に、その移り変わる象徴の中に、その堆積物を残してきた。これらの普遍的な変容過程の研究や、錬金術の象徴的意味の理解を通して、私は、私の心理学の中心概念、すなわち、個性化の過程(原文傍点:個性化の過程)に到達した。P.13-14(続きを読む
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    fishdeleuzeさん
    fishdeleuze さん(2013/03/08 作成)
  • 対岸の彼女 (文春文庫)
    「ずっと移動してるのに、どこにもいけないような気がするね」  葵が思っていて言葉にできなかったまさにそのことをナナコは言った。 「うん」葵はうなずき、言った。「もっとずっと遠くにいきたいね」 「ずっと遠くにいきたい」  無表情な声でナナコは葵の言葉をくりかえす。(続きを読む
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    itokoさん
    itoko さん(2012/10/31 作成)
  • 幻影の書

    幻影の書 の引用ノート

    ポール・オースター / 新潮社

    ヘレンのクローゼットのなかに立って彼女の服に触り、ジャケットやセーターを並べ直し、ハンガーからドレスを取り上げて床に並べた。あるときには一着を自分で着てみたし、また一度は彼女の下着を着て彼女の化粧品を顔につけてみた。それはひどく心地よい体験だったが、さらに実験を繰り返してみると、口紅やマスカラより香水の方がいっそう効果があることが判明した。香水の方が、彼女をより生き生きとよみがえらせてくれるように、より長時間彼女の存在を喚起してくれるように思えた。(続きを読む
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    saruruさん
    saruru さん(2015/07/16 作成)
  • 鍵 (講談社文庫)

    鍵 (講談社文庫) の引用ノート

    乃南 アサ / 講談社

    耳の不自由な少女が巻き込まれた事件。 母親を亡くし、悲しみが癒えぬ内に父親の死。 残された兄弟3人だけの生活に不安を感じていた少女が 事件に巻き込まれ、障害を抱えているからこそ、自分で考え、行動しようと、立ち向かう。 乃南アサさんの作品は好きで、色々読んでいるが、この作品は 他の作品とは少し違った雰囲気で、それは主人公が思春期の少女だからかもしれない。 巻末に青春ミステリーとあったように記憶する。 話自体は難しいこともなく、スラスラと読めるのだか、不明な点が多々ある。その辺は続編の「窓」で明かされるのだろうか? (続きを読む
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    kimiさん
    kimi さん(2013/07/14 作成)
  • 新装版 俄(下) 浪華遊侠伝 (講談社文庫)
    「明石屋ではないか」  と、馬上の士が、声をかけた。  万吉がふりむくと、官軍の高級士官らしい人物で、長州軍制服の上に錦の陣羽織をはおっている。 「おれだ、わすれたか」 「はて」  万吉はとぼけた。このあたりが、万吉の侠客としての腹芸のひとつであろう。 「わすれてもらってはこまる。おまえに命をたすけられた長州の遠藤謹助だ」 (ああ、理屈屋の遠藤か)  むろん、万吉は馬上の士を見たとたんに思い出しているのだが、そういう顔つきをすれば万吉の男稼業がすたるであろう。 「一向に存じまへんな」 「よく顔をみろ」  と、遠藤は馬から降り、韮山笠をとって万吉に笑いかけた。 「ああ、思いだしました」 「あっははは、物おぼえのわるいやつだ。ーーところで」  と、遠藤は万吉と、万吉をとりかこんでいる松時雨らを見くらべつつ、 「ここでなにをしている」 「首」  自分の首に手をやり、 「これだす」  と、刎ねるまねをした。 「ははあ、時勢だな」  遠藤は笑いだした。以前は自分がいまの万吉の立場にあったことを思うと、時勢の変転というのはまるで芝居の回り舞台のようである。 「ほな、失礼」  と万吉が河原へおりかけると、遠藤はあわてて、待てーーといった。 「おまえを処刑すれば、長州の恥辱だ。なぜわれわれを救ったことを、この屯営の連中に言わぬ」 「わすれましたのでな」  万吉はもう芝居がかっている。 「わすれたわけでもあるまい」 「たとえ覚えていても、この場になって昔の恩を担保(かた)に命乞いをしようとは思いまへん」 「申したなあ。それでこそ任侠だ」  遠藤は万吉の縄をとかせ、あらためて屯営へ連れてゆき、座敷にあげ、この寺の小僧に命じて茶菓の接待をさせた。(続きを読む
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    pigeonさん
    pigeon さん(2012/10/16 作成)
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