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『文学・評論』関連の引用(抜き書き)読書ノートリスト

引用(抜き書き)『文学・評論』関連の読書ノートリスト

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  • 夜になるまえに

    夜になるまえに の引用ノート

    レイナルド アレナス / 国書刊行会

    植物は誰が自分を愛してくれるか、誰が自分のことを理解できないかが分かり、不慣れな人間が世話をすれば大きくならないし実もつけない。土地を耕す資格があるのは田舎に住んで自然を愛し、その秘密を知る人たちだけだ。土地を耕すことは愛情の行為であり、伝承的な行為である。植物や種は世話をしてくれる人に、何も言わなくても分かりあえる、そんな関係を求めるのだ。 P101(続きを読む)
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    haruga6さん
    haruga6 さん(2013/08/21 作成)
  • ぼくと「ジョージ」 (岩波少年文庫)
    人はよく幸福と快活を混同するのだが、幸福は必ずしも派手で明るくて賑やかだとは限らないのだ。幸福は、種子のない、薄い皮の中でほの赤く甘くなるスイカのように熟すものだ。スイカのように、地味な暗い色をした皮ですっぽり包まれていることがあるのだ。(続きを読む)
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    chiyorinさん
    chiyorin さん(2014/12/22 作成)
  • 楽園への道 (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-2)

    楽園への道 (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-2) の引用ノート

    マリオ・バルガス=リョサ / 河出書房新社

    描き終えたとき、おまえは何夜も徹夜して、寝室のほの暗いランプの明かりで友人たちに手紙を書いた。その中でおまえは、とうとうあの平凡な人々の田舎風で迷信深い純真さに迫ることができた、彼らは自分の簡素な生活と古くからの信仰の中で、現実と夢、事実と幻想、実際に見えるものと幻影との区別ができないようだ、と書いていた。シュフや狂ったオランダ人に対しては、『説教のあとの幻影』はリアリズムを爆破していて、芸術は自然界を模倣することなく、夢を通して直接肌で感じる生活を抽象化し、神の行為ーー創造することーーをしながら、神という模範に従っていく時代を創始したものである、と断言していた。これは芸術家の義務であるーー模倣するのではなく、創造すること。今後、芸術家は奴隷のような束縛から自由になって、現実とは異なる世界を創造するために、いかなることにも挑むことができるだろう。 P284(続きを読む)
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    haruga6さん
    haruga6 さん(2012/12/07 作成)
  • 楽園への道 (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-2)

    楽園への道 (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-2) の引用ノート

    マリオ・バルガス=リョサ / 河出書房新社

    その自画像を描いていて、アルルの「黄色い家」に雨と北西風に閉じ込められたあの数週間に、オランダ人を虜にした花、ひまわりを描くフィンセントの肖像画を描いたことをポールは思い出した。彼は飽きずにいつもその花を描いていた。 P335(続きを読む)
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    haruga6さん
    haruga6 さん(2012/12/08 作成)
  • 弱法師

    弱法師 の引用ノート

    中山 可穂 / 文藝春秋

    求めても得られないものはいつしか求めなくなるものだ。わたしはこうして諦めてきたのだ。愛という言葉を自分の辞書から葬ってきたのだ。そうして独りで生きることに決めたのだ。(続きを読む)
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    marie1127さん
    marie1127 さん(2013/08/07 作成)
  • 夜になるまえに

    夜になるまえに の引用ノート

    レイナルド アレナス / 国書刊行会

    川は抑えられない暴力の魅力に憑かれてとどろいていた。氾濫するその川の力はたいていのものを押し流し、木々や岩、動物、家を運び去っていった。それは破壊の、そしてまた、生の法則の神秘だった。その川がどこまで行くのか、その逆上した流れどこまで達するのか、そのときはよく知らなかったが、その轟音といっしょにぼくもいかなくちゃならない、ぼくもその水に飛び込んで消えなくちゃいけない、わずかとはいえ心の安らぎは常に先へと進むその激流の中でしか見いだせない、と何かがぼくに言っていた。でも、飛び込む勇気がなかった。ずっとぼくは臆病だった。川辺まで近寄ると、あと一歩出ろ、そうすりゃ渦がおまえを呑みこんでくれる、と川がぼくに向かって吠えていた。そのときそうしていたら、いったいどれだけ多くのことが避けられたか。 P41(続きを読む)
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    haruga6さん
    haruga6 さん(2013/08/21 作成)
  • 夜になるまえに

    夜になるまえに の引用ノート

    レイナルド アレナス / 国書刊行会

    美はそれ自体、どんな独裁にとっても危険なもの、闘争的なものだ。独裁が人々に課している制限を超えていくような世界を含んでいるのだから。それは政治警察の支配の及ばない領域である。したがって誰にも統治されることがない。だからこそ独裁者たちは苛立ち、なんとかして破壊しようとする。美は独裁体制下ではいつも反体制である。というのも、どんな独裁もそれ自体、見苦しい醜悪なものなのだから。美を実践することは独裁者とその官吏たちにとって現実逃避的な、あるいは反動で黄な行為である。 P134(続きを読む)
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    haruga6さん
    haruga6 さん(2013/08/21 作成)
  • なぜ書くか: エリザベス・ボウエン/グレアム・グリーン/V・S・プリチェットの往復書簡集
    作家も他の人と同じように一個の市民(生きる存在)であり、市民としてのディレンマをもっている。しかしプリチェットにおいては作家の市民としての時間は彼の作家としての時間に比べればほんのわずかでしかなく、市民であることは人間の全目的ではない。さらに、作家はたとえ社会にとって不可欠の存在であるにしても、一個の贅沢品にしかすぎないという自覚が彼にはあって、もし社会から攻撃を受ければ、作家はレジスタンスのゲリラ兵のように戦いつづけ、逃亡するほかにということになる。 P82(続きを読む)
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    haruga6さん
    haruga6 さん(2013/03/31 作成)
  • ビリー・ミリガンと23の棺〈下〉 (ダニエル・キイス文庫)
    「意図的にすべてをやめるという選択をすることによって,彼らは自分たちの運命を支配することができるのだ」 「これは他人を操るためではなかった。もはや病院に利用され,政治家に利用され,メディアに利用されるのは耐えられなかった。ある男を殺したと疑われ,その男がまだ生きているのに,第一容疑者とみなされることには対処できなかった」 「彼らがもう力をふるえないと知って,大きな喜びを感じた。自分が自分の人生を支配しているのだとわかった。なぜなら自分が死ねば,彼らはその遺体を外に運び出さなければならないからだ。どんなに閉じ込めておきたくても,彼の脳に錠をかけることはできないし,いまは彼の肉体を閉じこめておくこともできない。彼はまさしくここを去ろうとしているのだ」 「つまり,ぼくがまずチャーマーを許さなければならないということです。彼の墓を見つけてほんとうに死んだことをたしかめたいですが,でも墓を汚すようなことはしません。彼に許すといいます。そうすれば彼の霊は,子供の頃の彼を傷つけた誰かを許し,たぶん許しは過去に遡っていき,未来を変えるでしょう。人間は,お互いに傷つけあうことをやめなければならないのです」(続きを読む)
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    masudakotaroさん
    masudakotaro さん(2013/03/20 作成)
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